手づくりの暮らしと音楽を通じて、

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風和土(ふわっと)~食と農と暮らしのがっこう~
高藤麗子(れいちゃん)です。

 

ゴールデンウィークは、自家用茶畑でお茶摘みしています。

 

前回のブログの続きです。

 

 

 

 

お茶の葉って、摘んだら発酵するの!?

 

さて、今日は、お茶の葉と「発酵」の話です。

 

お茶の葉って、摘んだとたんに「発酵」が始まると言われます。

 

だから、発酵しないお茶=緑茶にするには、

摘んだらすぐに熱を加えないと・・・となるんですが、

 

ところで、この「発酵」って、どういう意味でしょう??

 

普通、「発酵」というのは、

例えば、納豆やヨーグルトみたいに、

微生物・菌の働きで、人間の役に立つものに変化することを、

表すことが多いですよね。

 

でも、お茶の葉の「発酵」は、

どうもそれとは意味が違うようです。

 

 

「酸化」することを、「発酵」と呼んでいる

 

実は、酵素の働きで

お茶の葉に含まれるカテキン類が「酸化」すること。

 

それを「発酵」と呼ぶんだそうです。

 

そして、お茶の葉は、摘んだらすぐに

カテキンの酸化=発酵が始まるそうです。

 

だから、発酵しないお茶=緑茶を作るためには、

すぐに炒ったり蒸したりして、火を入れて

発酵を止めます。

 

 

実は、この話をすごく身近に感じるようになったのは

お茶を摘んでお茶作るということを、

ほんの少量ながらも、毎年、

自分でやってみるようになってからでした。

 

 

緑茶も紅茶もウーロン茶も、同じ茶葉から

 

摘んだ茶葉に、すぐに火を入れたら、

緑茶(発酵しないお茶)になります。

 

 

ところが、すぐに火を入れないで、

半日、あるいは1日おいてから、火を入れると、

発酵茶(紅茶)や半発酵茶(ウーロン茶)になります。

 

 

紅茶、実験してみました。

 

丸1日ほど、広げて干します。

 

揉んで、再び干します。

 

火を入れます。

 

確かに、紅茶のような香りがします!

 

 

お茶の話って、自分でやってみるまでは、
話に聞いても、なかなか理解できませんでした。

 

見よう見まねでも、自分でひととおりやってみると

わからなかったことが、わかるようになるもんなんだな~

と実感しています。

 

 

 

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