こんにちは!
風和土(ふわっと)代表、高藤麗子(れいちゃん)です。
楽器をやっていたのに弾けない、っていうのはなぜ?
以前書いた自己紹介の記事に、こんなことを書きました。
ただ演奏することだけが音楽じゃない。音楽は、目の前の人とのコミュニケーションの手段であり、人と人が関わる中で変化しながら生み出すもの、いつでもどこでもだれとでもできる、ということが、今も私の根っこにありますが、この頃の体験が原点になっています。
※ちなみに、こちらの記事です。
音楽の話をしていると、こんな声を耳にすることがあります。
- 昔は楽器を習っていたけれど、しばらく弾いていないので、弾ける自身がない。
- 何か弾いて、と言われても、弾けなくて困ったことがある。
- 練習してからじゃないと弾けない。
- 上手くなってからじゃないと、人前では弾けない。
- 楽器が上手い人は、才能のある人だよね。
少しでも楽器をやったことのある人から、言われたことのある言葉です。
↑
これ、昔の私も身に覚えがあります。
だけど、楽器やったことあるっていうことは、弾けるなずなのに、いざとなると弾けないって、なぜだと思いますか?
これ、英語も同じですよね。何年も習ってるのに、いざとなると話せない、というのは、なぜでしょう?
その理由は・・・ちょっと考えてみてくださいね。
私が思っている理由は、次の記事に書きます。
「音楽はコミュニケーションの手段」って、どんなこと?
特別支援学校で働いてた時の話。体の自由がきかなくて、言葉もほとんど出ない、Aさんという生徒さんがいました。
Aさんは音に敏感で、気持ちのいい音を聞くと声を出してくれます。苦手な音のときは、そうだとわかるような声で。
そんなAさんの声を拾って、私がピアノの音で返すと、また少し違った声が返ってきます。その変化が面白くて、こんな感じで2人でしばらくやりとりして遊んでいました。
「音楽はコミュニケーションの手段」
その原点を感じた体験が、その頃にありました。
続きはまた、次の記事で。
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