久しぶりの最悪釣行 | 釣り師風来坊のつれづれ日記

久しぶりの最悪釣行

最近突き1~2回ペースで釣り(船釣り)で行っているんですが、ちょっと色々と忙しくてすっかりブログもさぼっていました。

 

ちゃんと書こうと思うとついつい筆が止まっちゃうんですねぇ(^^;;;

 

ネタはあるんですよ、4月に行ったトラフグ釣行はやっとリベンジを果たして、名人からもらったヒントもここでこっそり書こうと思っていました。(笑)

しかし、さぼってしまいました。もっとも来年のシーズンにもつながる話なので、おいおい書いていこうと思います。

 

さて、タイトルにあるように6月20に鹿嶋不動丸さんからフグ釣りに行ったんです。

この日は、私とかみさん、それと悪友Kが一緒でした。

悪友Kは3年ぶり位の船釣りで、前々回は海がきつくてKは、数えきれないほどリバースをしていました。

今回も梅雨の時期なのでそこそこうねりはあると思っていて、薬を飲んだ方が良いとアドバイスしたのですが・・・
相変わらず根拠のない自信で「俺は大丈夫」と言っておりました。(笑)

 

そして現地で車中泊をするために車2台で鹿島港に向かいました。

 

最悪釣行 前兆

途中スーパーで朝の食事(ほとんどおにぎり)を格安1個28円で購入・・・ (^^♪
悪友Kもしっかり買い込んでおりました。

 

あ! 誰か怒ってる(笑)

 

これは、前振りですよ前振り(笑)

そのあと夕食を食べに某牛丼屋に行きました。
私は普通盛り、悪友Kはというと、キムチ牛丼・・・・

 

悪友K「はははは、この前テレビで激辛特集をやっていたから食いたくなったなんだよ。」(^O^)

私「えええ・・・そんなの食うの?船に乗る前日とかそういう刺激の強いのはう〇こが近くなったりするからやめた方が良いと思うんだけど・・・」

悪友K「大丈夫」

 

・・・この根拠のない自信ってどこから来るんでしょうねぇ?

 

最悪釣行 乗船前

鹿島港について最初にやることは席札を確保する事、これは乗合船ではシステムはチゲ度必ずと言っていいほどやる行為です。到着時間は23時前と出発時刻に比べて少し遅かったのですが、席札が5席しかあいてない。

しかも、みよし(先端)4席どうのま(真ん中)1席、悪友Kを一人にするのは気が引けたし、凪予報だからと結局みよし3席を確保しました。

 

でも、時化たらかなりヤバイ(^^;;;;

理由は後でわかります(笑)

 

その予報のせいか、現地に着くと風は殆どないですが、しとしとと雨が降っていました。

時々霧雨みたいなのにもなるので、雨は降っていましたが、風はなくおそらく海は凪だろうと安心して各々仮眠をしました。

 

3時半になり、悪友Kを起こしに行くと・・・起きてる!(゜o゜)

この人普段はクマに襲われても起きないくらい爆睡するんですよねぇ・・・

悪友K「全然眠れなかったよ。車の中が暑かったから窓を少し開けて寝たら蚊が沢山入ってきてさぁ・・・」

よく見ると車の中を蚊が沢山飛んでいました。(^^;;;

そりゃ・・・雨をしのげて、エサ(人間)があるんだから、蚊にとっちゃぁ食べ(吸い)放題のレストランに行くようなもんですねぇ・・・・(笑)

 

皆さん、夏場に海辺とか水が多い場所での車中泊は、蚊対策を万全にね。

因みに私は、電池で作動する殺虫用品(アースやベープ)を車に常備しています。

 

悪友Kは、車中泊ソロキャンプの常連でそのくらいわかっていると思ったんですけどねえ・・・

どうも、今回の悪友Kは、私が釣行前にやっちゃぁいけないパターンを全部実戦しているようです。(^^;;;

 

最悪釣行 実釣

 

今回のポイントは、鹿島港から南に1時間ちょっとの場所だと船長からアナウンスがありました。

最初の1時間くらいは大して雨もなくこれなら今日は行けそうだと思ったんですよねぇ・・・

ところがポイントに近づくにつれ雨風が強くなってきました。

釣りを始めるころには、横殴りの雨・・・・マジかよ。

 

私は眼鏡をしているので、雨で穂先がが全く見えず。ラインの張り具合や底を離れるタイミングも見えない。
繊細なフグの当たりなんかわかりません。しかも、1m位のうねりがあって、揺れが大きいから横殴りの雨の中仕掛けを安定させるのも誘うのもほとんど何もできない。せめて払い出してくれればいいけど、潮が流れないので、船長が操船で流しているからこまめなラインの出し入れをしなきゃいけないのにそれもできない。

 

早く雨が小降りになって風が収まってくれと祈っておりました。

 

一方悪友Kは、う〇こを我慢していて集中できない・・・とか言っております。
私「行ってくればいいじゃん、行った方が良いって」

悪友K「トイレは狭くてこの揺れだと落ち着いてう〇こができないよ。合羽を脱ぐのみ面倒だし・・・」

私「だからキムチ牛丼なんか食わない方が良いって言ったのに・・・」

悪友K「・・・・・」

私「気分も悪いの?」

悪友K「少し・・・あのトイレに入ると狭いところで揺れるから気持ち悪くなる」

私心の声[だから・・・薬を飲めって言ったじゃんか・・・大体一度でも船でげろった経験があれば、薬は絶対飲んだ方が良いんだよ・・・・参ったなぁ]

 

私「キャビンのところで、合羽を脱いで、う〇こをするときは、両手でつかめるところつかんで体が動かないように固定してやると楽勝だよ。出すもん出した方が気分もよくなるよ」(経験者だから(笑))

 

そう言い残してまた私に釣り座に向かいましたが、相変わらずの時化状態でもう貴慮kゼロでした。
かみさんは、そんななか一匹ショウサイフグを釣り上げていました。

あ・・・あ、弟子に置いて行かれちゃったよ。(^^;;;

 

そのあとやっとあたりがあってかけたんですが、上がってきたのは、なんとシロサバフグ・・・・
これかよ・・・鹿嶋から出た船では初めてかもしれません。東京湾では時々釣るんですけどね。

 

9時位になれば雨も風もやんでくるはずだと思っておりましたが・・・・

ますます強くなってみよしのトップでは、船の上下が2mを超えてしまい、もはやあたりどころかゼロ点もキープできない。どうのまでは、それでもボチボチ釣っていましたが、私ももう早上がりして、ラーメンでも食って帰った方が良いと思うようになりました。

 

途中2回あたりがわかったのですが、仕掛けが暴れるので、かけられない・・・・

もう無茶苦茶です。

 

エサがほとんどなくならないので、仕掛けが落ち着かないかフグの活性が悪いか・・・どっちかでしょう。

 

船長から10時で早上がりをするとアナウンスがありました。

賢明な判断です。

 

残り30分・・・とうとう私も自分に課した禁じ手を使いました。

 

それはタイム釣りです。

簡単に言うと外房や太平洋側では初心者にもフグが釣れる釣り方として、一般的な方法で、4~10秒位に一回軽くしゃくって近くにいるフグをひっかけるという方法です。
実はこの方法で悪友Kは前回10匹以上釣りました。

 

残り10分になった時に手ごたえを感じて竿をあおると、フグが引っ掛かった感触が手に伝わってきました。
穂先は良く見えませんが、波の揺れとは違うカタカタという感じで揺れています。
あおりながらかかったのを確認してすぐにまき始めます。
うねりでラインが緩みそうななれば、高速で巻き逆に持ち上がれなまスピードをスローにします。

そうして釣り上げたショウサイフグは・・・・ちいせぇ・・・・周りで大きいのが釣れているのに・・・・
仕掛けが浮いちゃっているんですよねぇ・・・ショウサイフグは大きいものほど底にへばりついています。

 

そして、この最悪の釣行は終わりました。

 

悪友Kは、蒔き餌をしただけで、ボウズでした。

 

いあやぁ・・・悪いことをしました。

それに、刺激物の食事と睡眠不足、横殴りの雨で彼のカッパが機能不全になっていた。
これでは、よほどのつわものじゃないかぎり酔わないのは無理です。

 

いやぁ・・・可哀そうな事をしました。

多分、当分誘っても行かないでしょうねぇ。

 

私でさえ昨日は当分行かないと思ったくらいです。

 

でも・・・・今日になると

 

今度いつリベンジに行くかとカレンダーと天気予報を眺めています。 (^^;;;