つかみかけた湾フグテクニック(ヒガン(アカメ)フグ) | 釣り師風来坊のつれづれ日記

つかみかけた湾フグテクニック(ヒガン(アカメ)フグ)

2020年10月18日
この時期東京湾の湾フグ釣りは、ショウサイフグからヒガン(アカメ)フグに変わります。

関東周辺で釣れるフグの仲間で、私の個人的なランク付けをさせていただくと

1位 トラフグ(私は釣ったことないけど釣れます。)

2位 マフグ、ヒガン(アカメ)フグ

4位 ショウサイフグ、コモンフグ

・・・・下位 シロサバフグ

シロサバフグだけ順位をつけなかったのは、4位と比べてかなり味のレベルも釣りの難易度も落ちるからです。
捨てて(リリースともいう)帰る人も多いです。

刺身で食ったことがないですが、火を通しても旨味に乏しいです。

干物とかにすれば結構いけます。(下関の土産で売っているフグの干物はこれがほとんどです。

 

それで、ヒガン(アカメ)フグは、釣りの難易度は高く味もかなり良いです。

関東ではこのフグをアカメフグと呼びますが正式名称はヒガンフグです。

 

それで毎年この時期に数回程アカメフグ狙いで行くんです。

 

ただ、このフグは、岩礁地帯に多く、カットウ釣りでは、根がかりが多くて釣りずらい魚です。

 

タックルはイラストのようになっています。
今回もかみさんが同行して湾フグ初挑戦でした。
彼女のタックルは、鹿嶋沖で使う竿でちょっと硬すぎるので、レンタルを勧めたのですが、自分のタックルを使いたかったようです。(笑)

 

出船は浦安の吉野屋さんからです。
ここは、原則予約が必要ないので天気や釣果情報を見て行けるのがよいです。
反面、予約なしなので人気の釣り物は激込みで、その日の状況で2船出し3船出しがあります。
それでも人でいっぱいでこの日も万銭で2船出しになりました。

 

両船ともフグです。

 

フグは仕掛けがシンプルで楽ですね。

 

ポイントは横浜周辺です。
ヒガンフグでは定番のポイントですね。

実はここマダコのポイントでもありますが根掛かりがすごいです。

 

そしてかみさんにも根掛かり対策を教えて仕掛けを投入したところ、一発目でかみさんが根掛かりSOSです。
外し方も教えたのですが真逆の対応でどうしようもない。
なんとか外して自分の釣りに戻ろうとすると、また根掛かりSOS・・・・

 

おいおいおいおい

 

いい加減にしてくれ・・・・釣りにならないじゃないか。

フグも地合いがあるんですけど、1匹釣って勢いに乗ろうとしたら、また根掛かり、半ギレでうっかり仕掛けを上げるのを忘れて対処していたら今度は自分の仕掛けも根掛かり、しかも完全に食い込んでしまいました。

こんな調子で結局この日は、私が3匹、かみさんが2匹とちと情けない結果でした。

この日の釣果は0~17匹でしたから、まぁ…情けないですよねぇ。

ただ、釣果は悪かったのですが、誘い方など今まで少し見失っていたところは、船長のレクチャーでつかみかけた気がしました。

 

また、かみさんの方は一向に釣れないので、私の竿と交換したら2匹釣りました。

私はその後、かみさんのカットウ竿で一匹何とか釣りましたが、竿が外洋しようなので、オモリとのバランスが悪くあたりや誘いがえらく難しかったです。
これじゃぁ、初心者のかみさんにはちょっと釣るのは無理だと思いました。

(後日、かみさんは湾フグの竿を買いました(笑))

 

 

フグ釣りの定石は、

仕掛けを底に必ずつける事(ただし活性が高いときや大型が多いときは1m位上でも食ってきます。
こういう場合はあまり早く合わせない方が良いです。

 

食いが渋いときはむしろエサは少なめにつけて(エビだと一匹がけが普通なので、構成が難しいですが青柳などは1~2匹分しかエサを付けません)

 

悔いが渋いときは空合わせが有効である。(船長のワンポイントアドバイスにつながります)


船長のワンポイントアドバイス

・フグは、そこに仕掛けを落としっぱなしでは食ってこない。
・4~5秒に一度軽くしゃくって誘い、仕掛けはゆっくり落とす。

・しゃくった数の多さが釣果を伸ばすコツ

 

湾フグは今度いつになるかわかりませんが、集中できる時にもう一度復習して結果を出したいと思います。