夜イカ釣り | 釣り師風来坊のつれづれ日記

夜イカ釣り

先日、半夜のムギイカ釣りに行ってまいりました

これまで、ヤリイカ釣りはありましたが、ムギイカ(スルメイカの子供)は、なかったんです

しかも夜釣りですよ!

昼間のイカ釣りと夜釣りの違いは



タナが深い(50~200m)
イカの群れを船で追うので移動が頻繁
その代わり群れのいるところを探せる



タナが浅い(50~10m)
集魚灯でイカを集めて釣るので移動は殆ど
ない
その代わり群れが集まらないと釣りにならない

とまぁざっくりこんな感じです

場所は鹿嶋沖30~50分

私が、行った1週間ほど前から竿頭は、300杯越え、裾でも70杯と爆釣中でした

こりゃあ、100杯越えも夢じゃないと週末行ったんですよ

出船は、17時半で、ポイントに着いたのは18時過ぎ、船長がパラシュートアンカーを落として船を固定します

そこから釣り初めるのですが、18時半ではまだ、明るくて釣りになりません

弁当を食べながら周りの人の釣りを眺めていました

手釣りの人は殆ど漁師みたいです
自作の巻き取り機とか使っています (^O^)

竿を使う人は、オーソドックスなシャクリで釣ってます

シャクリの基本は、2m位大きくシャクリあげて、1~2秒聞いて、シャクった分竿を下ろしながら巻きます

私は、横着をして電動リールを巻きながら時々シャクる釣りかたをしていました

薄暗くなっ来た19時半位から本気モードに入りましたが、触っても乗らない

やっと乗ったと思ったら取り込みでばらしてしまいます (/。\)

私の仕掛けは直結仕掛けで手返しが良い代わりに取り込みでばらしやすいのでテクニックが必要です

今回は練習も兼ねて直結仕掛けで挑戦していたのですがやはり難しい

電動リールの巻き上げ速度を変えたりしてやると15位でポツポツ乗りますが、ばらしが半分位で、22時半でたったの4杯

大体あと30分しかなくて、このままではつ抜けもヤバいと焦り初めました

そこで、10分間だけ高速巻き上げで誘ってみようと20にして巻き上げたら、次々に乗りはじめました

たまたま時合いかと思って、スピードを15にしたら乗らない

20にしたら乗る

19でも21でも乗るけど17にしたら乗らない

それで20で勝負したら乗る乗る

しかし、時間がない

ところが船長この日あまりにもつれないので延長すると!

結局24時までやってくれて私は、32杯釣りました




この日の竿頭は70杯だから、私の釣果は、大したことないですが、もっと早く巻き上げスピードを早くしていればもっと釣れていたかもしれません

この日の裾は5杯だそうですから中々厳しい夜だったのでしょうね

船長に色々と伺ったところ

月夜は集魚灯が効きにくくイカが集まりにくいそうです

また、私の問題点として、仕掛けにスッテが8個つけていたのですが、乗りが単発の場合は、3個位に減らしてて返しを早くした方が数が延びるそうです

こういうアドバイスもよくしてくれるので、私はいつも、鹿島で釣るときはここ(不動丸)を使っています

さて、釣ったスルメイカは、色々と料理しましたよ

ヤリイカに比べ旨味が少ないと言われていまして、確かにそこは劣りますが、肉厚でわたが濃厚なので、加工するととても美味しいです

もちろん刺身も美味しいです

最もポピュラーなイカでとても新鮮ですからね




スルメイカのお造り

今回は生きたまま持って帰れず死んでいますがそれでもこんなにきれいです

甘くて美味しかったぁ



いわゆる一夜干しです

風味が凝縮されて、あぶって食べると最高です




イカシュウマイ

ちょっと失敗しました

玉ねぎのすったのを入れたら食感が悪くなっちゃいました (^_^;)




イカの塩辛です

麹とみりんを少々入れましたが絶品です

多目に作って小分けして冷凍にしてます




行きつけの居酒屋に持ち込んで、マスターに料理してもらいました

醤油バター焼きです

激ウマでした

悪友Aには、今回もお裾分けしました

イカは、保存も効くし料理のバリエーションも豊富だから、嬉しいですね