『サラール』観ました。
公開中につき、ネタバレないようにします。
盗賊の秘密国家・カンサールで母とふたりで暮らす少年デーヴァは、
君主の息子・ヴァラダと強い友情で結ばれていました。
彼はヴァラダの誇りを傷つけるものは、
たとえ大人であっても狂気と呼ばれるほどの凄まじい暴力で黙らせます。
一方のヴァラダも、デーヴァの母の窮地を救うため、
領地のひとつを手放しました。
しかし、デーヴァと母はこのままだとさらなる危険が及ぶので、
カンサールを去ることになります。
デーヴァは「名前を呼べば、必ず駆けつける」とヴァラダに誓って、
カンサールをあとにしました。
月日は流れ、大人になったヴァラダ(プリトビラージ・スクマーラン)は、
カンサールの王位継承を巡る争いに出遅れ、
屈辱の日々を過ごしていました。
元首ラージャ・マンナル(ジャガパティ・バーブ)によって、
抗争は停戦することになっていましたが、
各陣営は策を巡らせ、凶悪な傭兵たちを集めます。
鉱山のある辺境の地で大人になったデーヴァ(プラバース)は、
ヴァラダに助けを求められ、
カンサールに戻ってきます……
『KGF』のプラシャーント・ニール監督によるテルグ語のハードなアクション映画です。
このあらすじの部分はデーヴァをメインに抽出したんだけど、
これにいろんな周辺の話が絡み合って、
めちゃ大変な映画でした。
クリシュナカント(シュルティ・ハーサン)という人の娘さんがインドに旅行に出かけたら、
クリシュナカントに恨みを持つ人たちによって誘拐され、
そこから救い出すためにデーヴァが呼び出されて、
娘さんは一旦デーヴァの母の経営する学校の教師として身を隠すことになります。
そこで娘さんがデーヴァの身の上話を聞くという形で、
上述の物語が展開していくのですが、
『KGF』もジャーナリストの口述によって物語が展開するから、
他人の伝聞によって伝説化するダークヒーローという流れが、
好きな監督さんなんやなと思いました。
しかし、この冒頭の誘拐のやりとりが激しくて、
こんなに恨まれるなんて、
クリシュナカント、なにをした?!って思いました。
(^_^;)
話の時間軸もあちこち飛ぶので、
デーヴァは結局なぜここにいるのかにたどり着くまでが大変で、
さらにどんどん登場人物が増えていって、
アンタ誰やねん!とかワタワタしながら観てて。
ついていけるかなと思ったけど、
でも、デーヴァの大暴れで全部ぶっ飛んだ……
めちゃ楽しい……カタルシス……
(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!
さらにクライマックスで、
どういうことね?と思っていた前半の謎のひとつが解けるシーンも、
カタルシス……たまりませんな!
\(^o^)/
でも全部じゃない!
どうなるんや!!となって終わるので、
続きをはよ!!ください!!!
と、なりました。
気になりすぎることがいくつか~
あ、そのなかのひとつはもちろん、
クリシュナカントなにをした?!ですけどね。
(≧▽≦)アハハ
というわけで、
続編がむちゃくちゃ気になるアクション大作でした!
(^o^ゞ
ポストカードもらってうれしいなー!
\(^o^)/
あ、そうだ、カンサールの元首ラージャ・マンナル役のジャガパティ・バーブさんが少し前に日本に遊びにこられてました。
『ランガスタラム』のプレジデント役とか怖い悪役が多い俳優さんです。
大阪の喫茶店で遊んでるおちゃめな写真をアップ!
ツイッターのインド映画沼の皆さんによると、
なんばのお店らしい。
たまたま気づいて、声をかけた猛者のファンがいて、
(すごい!)
ちょっとしたファンミーティングが企画されて、
(さらにすごい!!)
日本のファンとの交流を楽しまれたそうです!
悪役が多いからか、
日本に自分のファンがいるなんて思わなかったと驚いておられたそうで、
ファンミーティングに参加されたガチ勢が、
どの作品のどういうところが好きとか熱く語ったんだって。
なんかそんな話聞くとニコニコしてしまう。
(^-^)
また日本に遊びにきてね!
ジャガパティさん!インド映画沼のファンがいっぱいお迎えしますよ!
へっぽこハンターコトワでした!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/