ご無沙汰しております、へっぽこハンターコトワです。
かれこれ30年以上、ファンをしている、
Buck-Tickの櫻井敦司さんが突然亡くなってしまいました。
いまだに意味がわかりません。
ライヴ中に具合が悪くなり、3曲歌ったところで舞台袖に戻って、
そのまま救急搬送されて、その日のうちに亡くなったそうです。
魔王と呼ばれたりしてたけど、最後までそんなドラマチックにせんでもええやん。
思えば僕らB-Tファンは甘やかされてた。
ほかのバンドは解散したり休止したりメンバーが変わったりするのに、
彼らときたら、36年間おんなじメンバーで、
だいたい2年に一回のペースで新譜をつくって全国ツアーをしていた。
経理の社員がそろそろ決算時期だなと思うくらい当たり前に、
ライヴのお知らせを受け取り、
そろそろそんな時期かと予約を入れていた。
京都と大阪と、都合が合えば神戸、
イベントによっては奈良や滋賀のチケットを取って出かけていた。
コロナ禍でライヴがなくなって、
その間もなにかしらアクションがあり、
仕事がなくなったツアースタッフのためにグッズ販売をしたりしてて。
(メンバーもおなじなら、スタッフもかなり同じ顔ぶれなんだそうです。)
コロナがおさまったらライヴに行こうと思ってたら、
僕の病気のことがわかったりして、
ライヴはもうちょっとお預けかな、
マスクがほんとに要らなくなったら、2階席のはしっこでも取って行こうと思ってたんです。
そしたらこんなことに。
長生きしそうだし、なんとなく僕のほうが先にいくだろうと思ってたから、
ほんとに心配すらしたことがなかった。
ほんとに受け止められず、
ちょっと仕事をサボりました。
ヘルペスができて、一日中ほとんど起きていられないくらい眠くて、
体と心ってつながってるんだなあと思いました。
僕らもショックだろうけど、
メンバーもすごくつらいだろうな。
あっちゃん自身も、まだ天国にいくつもりなかっただろうから、
びっくりしただろうな・・・
夜散歩に出かけて、すごい満月を眺めながら、そんなことを考えました。
今年はお別れが多かった。
幸宏さん、教授、ISSAYさん、そんであっちゃん。
神様あんまりだよ。
なかなか立ち直れませんが、
いつまでもぼんやりしてたらいかんと思うので、
仕事に行って、なんとか頑張ります。
ずっと切り絵とかしてました。
なにかに集中してたら、気が紛れるかなって。
ブログタイトルは、『ミステイク』の歌詞から。
あっちゃんは天使ってガラじゃないけど、
なんとなくこの曲を思い出したんだよね。
彼の音楽が残ってるから、彼はほんとうには死なないらしい。
それを信じて、アルバムを聞きまくろうと思います。
へっぽこハンターコトワでした。