相次ぐ火事で、お寺の大半は明治時代に再建されたものですが、
見事な庭はユネスコ世界遺産に登録されております。
こちらがその庭、曹源池。
嵐山を借景に、静かで奥行きのあるたたずまいでした。
梅が咲いていて、風情たっぷり。
法堂の雲竜図は、やはり撮影禁止でしたので、
看板を撮影。
こちらは大変新しく、加山又造画伯による八方睨みのドラゴンです！！
今回は、どこから見てもドラゴンがこっちを睨んでいるように見えるっての、
よくわかりました！！
天井が近かったせいかな？
すごくテンション上がって、
無意味に法堂を何周もして、ドラゴンの目を見てました！
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
もともとは鈴木松年画伯のドラゴンがあったそうですが、
紙に描いた天井画だったため、損傷が激しく、
加山画伯に新しいドラゴンを依頼されたそう。
その旧天井画ドラゴンは、今月頭くらいまで特別公開していたらしいですが、
旅行に行ったりして、逃しちゃったね･･･
しかし加山又造さんの作品はいつもダイナミックですばらしい！
夜桜の絵は大好きだったし、
あとなんか、薔薇娼婦麗奈みたいなタイトルの連作、びっくりした。
僕が持っていた日本画のイメージを覆した方でした。
だから、その人が手がけたドラゴンを見られるとは！！
この喜びったらないね！
(＝⌒▽⌒＝)
こちらはふすま絵のドラゴン。
反射でおわかりのとおり、ガラス張りになっております･･･
保存のためにはやむなしかもしれませんが、
庭の光を取り込む室内になっているため、
どうしても写真ではこうなります…
天龍寺の鬼瓦は、大海に漕ぎ出す船の舳先なんやね～。
天龍寺船という交易の船があったそうなんで、
そこからきてるのかな。
驚きの航空安全祈願。
( ´艸｀)ﾌﾌﾌ
なんにでも神様がいる、
日本のヤオヨロズの神ってすごいですねー。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
こちらは敷地内にある慈済院の天井画ドラゴン。
なまずみたいなヒゲがあって、愛らしい顔立ちをしています。
とても小さいスペースだったので、
よけいにドラゴンの印象が際立ちました！
道端に、奉納の石碑が並んでいるコーナーがありまして。
この赤ちゃんドラゴン、あんよがかわいいな～！
(-^□^-)
地図で見たら、
この近くに安倍晴明のお墓があるらしいので、一応行ってみました。
先日からなんか縁があるしね！
有志で運営されている、小さなほこらでした。
元祖・晴明ファンのみなさんが建てられたんでしょうなー。
隣が長慶天皇陵なので、
木が茂っていて、暗くて、いいかも（笑）
天龍寺は、龍が名前に入っているわりに、
瓦も彫刻もドラゴンじゃないんですよねー。
そこがちょっと不満でしたが、
普段行くことのあまりないお寺に行けて楽しかったです！
嵐山を散策すると、いい感じの本屋さんがありまして。
中古本販売らしく、とにかく安い！
ジャン・コクトオの展覧会の図録を買いました。
８５０円！！
こりゃ、買わないと！☆
“Hollywood painting”大好きだー！！
おまけ。
復路はへとへとだったので、
太秦天神川まで嵐電にのって、
地下鉄に乗り換え、さらに京都駅で近鉄に乗り換え。
近鉄のホーム、改修工事終わったはずなのに、
上の新幹線、見えてるよー！！
(;^_^A