30年ほど経過した真空管式プリアンプ(RIAA回路なし)
片チャンネル動作不良の為メンテナンス
全配線図面(RIAA部含む・トーンコントロール無し)
ヒーター電源B電源の回路
セレクター部分の配線図面
このアンプに搭載したフラットアンプ部分の配線図面
修理内容
天板を外しロータリースイッチの接点をすべて
接点クリーナーで磨く
確かメーカーはミツミだったと思う
真上から見るとスペースはがら空きで電源とフラットアンプ部分のみ
リアパネルのRCAピン類、裏表に接点クリーナーをかけ磨く
全配線の写真
広いケースがほぼがら空き
B電圧回路のアップ
ヒーター整流回路のトランジスタと電圧調整ボリューム
ラインアンプの配線と出力トランス
ロータリースイッチではなく
RCAピン類の接点不良と汚れによる片チャンネル動作不具合でした
最後にメタルクリーナーでパネルを掃除>完了
このアンプには実装しなかったが
全配線図にあるラインアップ(この場合はマランツモデル7)のRIAA偏差のアンプ図面も書いてある↓
トーンコントロール後のフラットアンプ部は省略されている
はこの回路があるとゲインオーバーになるのでトーンコントロールが不要な場合は省略したほうがいいと思って組み込んでいない
#7 RIAA偏差アンプ部分の図面
↓
写真中央の四角で囲った330Pのコンデンサは
インピーダンスが40オームのDENONカートリッジDL103を昇圧トランスを介入させないで鳴らしたときに起きる発信止めで入れたもので実際の#7には無いコンデンサ
MARANZの人に聞いた時もこの対策は正解だった、と教えてもらいました。(昇圧トランスを入れる場合は無視でもかまわないと思う)
#7の実機を手にしたとき、あまりにもゲインが大きいのでMCカートリッジがそのまま使えると思ってつないだのが発見のきっかけでした。
もう30年以上にもなるのでほぼ忘れてましたが余分な物をいっぱい取り付けたもんだと思う
RIAAアンプは別ケースにしといて正解だったかも・・・今じゃ使わないし
覚書
出力トランス:タンゴNP8 真空管:ECC82(12AU7)
追記。。。。。まちがい
実際の配線はSRPPではなく通常の1段増幅であった
配線図はないので記載はできない・・・