魚食べると肝がんリスク低下か=不飽和脂肪酸の効果―がんセンター
時事通信 6月7日(木)12時18分配信
エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などのn―3不飽和脂肪酸を豊富に含む魚をよく食べる人は、ほとんど食べない人に比べ、肝がんを発症するリスクが0.64倍に下がることが7日、国立がん研究センターの調査で分かった。米国の消化器病学会誌に発表した。
がんセンターの研究チームは1995~2008年の13年間、全国の約9万人を追跡調査。n―3不飽和脂肪酸を多く含む魚をよく食べる人からほとんど食べない人まで5グループに分け、肝がんになるリスクを調べた。
ほとんど食べないグループと比べると、最も食べるグループのリスクは0.64倍、2番目に食べるグループは0.84倍、以下は0.86倍、0.98倍と続き、食べる量が多いほどリスクが下がる傾向があった。
肝がんの主な原因となるC型肝炎やB型肝炎ウイルスの感染者に限って調べても同様の傾向が見られた。
へえ~・・・そうなんだ
で、そのEPAやDHAを含む魚って何?
知りたいのは、そこでしょう!
そんな学会の発表をたた載せるのでなく、少しは考えれば・・・
ネットニュースとして情報を早く提供するのはいいけど、少しは読者のことを考えないのかね・・・・!!
EPAは動脈硬化を予防すると考えられる成分で、イワシ・サバ・アジなどの青魚に多く含まれます。
DHAは脳がスムーズに情報伝達を行えるという効果があるといわれています。また、精神の安定に関わる研究も進められています。
EPAと同じく青魚、まぐろやかつおに多く含まれるn-3系脂肪酸です。
EPA・DHAは、健康な生活を維持するのに欠かせない必須脂肪酸です。
では、必須脂肪酸とは何でしょう?
脂肪酸は「油脂」を構成する要素のひとつです。「油脂」と聞くと、「肥満」「メタボリック症候群」などのあまりよくないイメージをもたれる方も多いでしょう。
しかし、油脂の中の脂肪酸は体の中で体調を整える等の働きをしており、健康のためにバランス良く摂ることが必要です。
脂肪酸はその組成により「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」の2つに分類できます。
「不飽和脂肪酸」はさらに「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分類できます。
「多価不飽和脂肪酸」には2系統あり、それぞれn-3系、n-6系と分類されています。
EPAやDHAはこの「n-3系多価不飽和脂肪酸」(n-3系脂肪酸)のひとつで、特に青魚に多く含まれています。
不飽和脂肪酸は飽和脂肪酸に比べて融点が低く、常温でも固まりにくい性質を持っています。
ですから、不飽和脂肪酸を多く含む魚は、冷たい水中でも暮らしていくことができるのです。
私たち人間は、この「多価不飽和脂肪酸」を体内で合成することができませんので、食物などから摂取する必要があります。
このような脂肪酸を「必須脂肪酸」といいます。
必須脂肪酸は、からだのなかの代謝過程ではたらいています。
そのため、不足したりバランスが崩れると、体調を崩す原因となるとも考えられており、必要量を補う必要があります。