島根にある足立美術館をご存知でしょうか?
実は世界では超有名な美術館なのです。
横山大観のを中心に、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人 、河井寛次郎 の陶芸、林義雄 、鈴木寿雄 らの童画、平櫛田中 の木彫なども収蔵しています。
そして、もう一つの特色は米国の日本庭園専門雑誌 Sukiya Living/The Journal of Japanese Gardening(数寄屋 リビング/ジャーナル ・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング )の日本庭園 ランキング(Shiosai Ranking)で、8年連続で庭園日本一に選出されています。
2位は京都府 の桂離宮 、3位は福井県 の養浩館庭園 です。
また、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン 』で三つ星(必見)を獲得している。
そんな凄い美術館の評議員をされていて、扇子作家としても有名で、日本橋・三越本店を中心に、全国有名百貨店等で個展を開いている、吉本忠則さんが最新本を出されました。
なんと、構想十数年の大作です。
桜の名所として名高い、信州・高遠城址公園で、中年のカメラマン・野島紘一と役者志望の葉室結城の二人は出会います。
その出会いからふた月後、梵鐘作家・香川鴻山の家で、二人は運命的な再会をはたします。
しかし、野島にはかつて愛しあった人妻・立原沙耶のことがいまも傷口として深く残っており、結城もまた芦田弘行という長年の恋人がいます。
二人は惹かれあいながらも、おたがいの立場のちがいや年の差など、ままならない現実に直面し、心を明かすことができません。
物語はそうした二人の思いを基底に、各章ごとに四季折々の草花や日本の風土、伝統文化などが、それぞれのこころ模様と重なり合いながら、ほぼ一年にわたって展開していきます。
本書は大人の純愛小説という体裁をとっていますが、主人公である二人が、人生をどう受け止め、どう向き合い、どのように生きていこうとしているのか。
家族や友人たちとのふれあい、心の絆を通して、現代人が失いかけている(あるいは忘れかけている)思いやり、たしなみ、やさしさ、いつくしみの心などを紡ぎだしたい、というのが主要テーマとなっています。
映像が思い浮かぶような小説にしたかった、とは著者の言葉です。

推理小説やノウハウ本もいいですけど、たまにはこんな小説を読んでみては如何でしょうか?
生き方や人生を考えたり、人との接し方なども勉強になります。
サービス業などで、おもてなしを勉強されている方などは、こういう本からも得ることが多いと思います。
ポプラ社から定価1500円で発刊されています。
また著者のサインつきが欲しい方はお声を掛けてください。