食品の産地偽装を防ぐためにトレーサビリティがあります。
トレーサビリティ(traceability)とは、トレース(trace:追跡する)とアビリティ(ability:可能性)と言う単語を組み合わせた造語で、「元をたどることが可能=追跡調査が可能」という意味で使われています。
BSE(牛海綿状脳症)に感染した牛の発見や、食品の産地偽装事件、無認可添加物の使用による食品回収、無登録農薬問題などが頻発し、消費者の「食の安全 ・安心」に対する信頼が揺らいでいる。
また、遺伝子組み換え食品に対する懸念もあって、食の安全 ・安心をいかに確保するかが、生産者や流通、食品メーカーなどにとって大きな課題となっている。
そこで、ある食品がいつどこで誰によって生産され、どのような農薬や肥料 、飼料が使われ、どんな流通経路をたどって、消費者の手元に届けられたかという生産履歴情報を確認でき、もし食品に関する事故が発生しても、すぐに原因を究明したり、回収したりできるシステムが求められるようになった。これが「トレーサビリティ」だ。
従来の牛だけでなく、昨年4月からは米トレーサビリティ法が成立しました。
今年10月からは、出入入荷先や時期、数量、産地などの記録を保存するように義務つけられます。
さらに来年7月からは、産地情報の伝達(表示)も義務つけられます。
精米の表示は、名称・原料玄米・内容量・精米年月日・販売者の5項目が義務つけられていますが、新たに米菓や清酒なども、原材料の米の原産国を記載する必要があります。
さらに飲食店では米飯を提供する場合にも、メニューに記載するか、店内に「当店は○○国産の米を使用しています」または「産地情報については、店員におたずねください」などと掲示することが必要になります。
こう表示されれば、お客様心理としてお米以外のものはどこの産地かを聞きたくなります。
飲食店は、たた食材を仕入れればよいという時代から、食材の知識が必要になります。
また産地情報が一般的になれば、産地情報の無いお店は信用を無くすかもしれません。
当然、アルバイドの店員も知ってないといけない内容ですので、今から意識付けと教育を考えないといけないですね。
どうせ義務化されるなら、決まってからやる前に、先手を打つのが得策だと思います。
飲食維新会では近日に食材の勉強会も開く予定です。
こんなことを知りたいなどあれば、ご意見を頂ければと思います。
