お店に入って、美味しいものや、良いおもてなしを受けると、自然に「ご馳走様、有難う」という言葉が出ます。


「ご馳走様」とは、ご馳走でもてなしてくれた人への感謝の言葉です。


「お店にはお客として行って、お金を払っているのだから、なぜ感謝をしなきゃいけないと」と言う人がたまにいるようです。


この人は感謝したくなるご馳走やおもてなしに出会っていないのでしょうね。




ご馳走の馳走とは、読んで字のごとく、走るという意味です。


昔は客人をもてなそうと、良い食材を走り回って用意しました。


今のように24時間営業している、はなまさやスーパはありませんでしたので、きっと何日も前から走り回っていたのでしょう。


良い食材を手に入れたら、今度は調理です。


電子レンジや○○の基はありませんでしたので、その食材にあった下ごしらえなどに時間をかけていました。


走り回って食材を手に入れ、苦労して調理して、もてなした料理が、贅沢な豪華な料理という意味になりました。


家でも大切なお客様が来られるとか、ホームパーティをするときは腕によりをかけますよね。

料理を作る時間が無いときは、お寿司などを出前をお願いします。

これは、ご馳走をアウトソーシングしたわけで、もてなしたいという気持ちです。



これだけ苦労してもてなしのために作った料理なのですから、気持ちが入っています。


客人はこの気持ちを感じて、自然に感謝の言葉が出るのだと思います。


考えてみれば、繁盛しているお店と言うのは、このご馳走を出しているお店なんでしょうね。


良い食材を目利きして、客人のために手間隙かけた料理を提供する。


結局、お客様をもてなしたいという気持ちが繁盛店を作る基本です。


自然にご馳走様といえるお店に行きたいですね。