昨日の新聞の抜粋
派遣切りや雇い止めに遭った人たちの再就職先が、なかなか決まらない。
年齢や資格が壁となっているだけでなく、慣れ親しんだ職種への「こだわり」もあるようだ。
3月までに職を失うと見込まれている派遣社員や機関従業員は約8万5000人。
求職と求人のミスマッチ克服が課題となっている。
「募集中の仕事はいっぱいあるんですが、今までやったことのない業種ばかりで・・・」
求人情報誌に載っていた「年齢、経験不問」の職場に電話しても、まず聞かれるのは年齢だった。「43歳」と告げたとたん断れた。
ホテルの住み込み清掃員の採用が決まったが「給料が安く、将来につながらない」と断った。
「自分は人見知り。営業や居酒屋などは難しい」と今も自動車関連の仕事を探している。
厚労省によると派遣村から移った都内4施設で実施しているハローワークでは建設、警備、旅館など住み込みで働ける仕事を中心に約4000件に上る仕事が紹介されている。
しかし、就職が決まったのは数人だけである。
有効求人倍率で特段の資格の必要のない「接客」で5.93倍、「警備職」で5.74倍ある。
(一般事務職は0.27倍)
労働局担当者は「給与や勤務時間帯など、人によってそれぞれ譲れない一線があるようです。その一線を越える仕事を無理に紹介できませんから」と話す。
確かに急に仕事がなくなり、住む所がなくなった人たちへは同情もします。
だから、派遣村を作ったり有志の人がカンパをしてくれたり、交通費や一時金も出しているんです。
ただ、やりたくない仕事だから仕事しないと言うのはおかしいでしょう!
ならば仕事をしなくてもいいです。
少なくとも生活保護を受けないで欲しい。
どんな仕事でも働けばお金が入ってくるし立ち直る猶予が出来ます。
今は派遣切りされた人だけでなく、みんな仕事がないんです。
これでは、以前テレビでやっていた山谷の浮浪者が今日は仕事をしたくないから仕事しないで物をあさりに行くのと同じじゃないですか。
少し我慢すれば、また自動車業界の仕事か出るかもしれないし、やりたくない仕事をしてみたら実は面白かったと言う事もあります。
今のこの急激な不況の中でより好みをする事出来ないはずでしょ。
カンパしてくれた人たちへ働く事が恩返しではないのでしょうか?
子供みたいに無い物ねだりしてるんじゃない!
でも確かに年齢による壁はあります。
国が男女平等だ、年齢で差別してはいけないという決まりを作って、求人に性別・年齢を載せなくしたことで求人・求職側ともに余計な仕事が増えています。
いくら条件を載せなくても実際に雇うときには、必用とする人材しか取らないのか実情です。
派遣でも高齢者が案件の申し込みに来てもクライアントが求めなければ紹介できませんし、紹介しても100%NGになります。
求人誌を見て、条件が合わなければ淡い期待はしませんし、条件のあるところを探します。
この政策はかえって不都合を増やしています。
実情を知らずに、表面的なことをして満足しないで欲しいですね。
どうも日本の労働局は何を考えてるかわからないです。
今も常用雇用だ、ワークシェアだ騒いでいますけど、前提に仕事があることが必用です。
仕事がないのに常用雇用もあったものではないです。
常用雇用すれば金を出すと言っても、仕事がなければ雇用ところではないです。
さらに常用雇用とは正社員とは限りません。
有期の契約社員であったり直雇用のアルバイト・パートも含まれます。
今まで派遣会社から時給1500円ぐらいで働けていたのが、直雇用になったら派遣元に払っていた約2000円で雇用してくれるなら意味がありますが、それはまずないでしょう。
それよりもアルバイトの相場の800円~1000円になるでしょう。
派遣会社へ払っていた金額の半分で済まそうとします。
これって派遣よりもさらに条件が悪くなりますよね。
派遣会社の福利厚生も使えませんし、辞めたら自分で一から職探しをしなければいけないです。
派遣で有期契約だから今の問題が起きますが、正社員以外であれば(つまりは有期契約)1ヶ月前に通達すれば切れますし、金を払えば辞めさせられます。
直雇用でも今と同じ状況になれば、あまり変わらない気がします。
もっと雇用を創出する事、人手不足の業界へ助成を出すなどにしなければ何も解決しないのか今の日本の労働事情です。
労働局は規制や社会保険を取る事ばかり考えないで、ハローワークで上から目線で仕事を紹介するのでなく、もっと現場を知った対策を考えて欲しいです。