65歳以上の高齢者の事故は6割以上が住宅内で起きていることが、国民生活センターの調査でわかりました。
同センターでは高齢者の事故は、危険な動作や作業をしているときより、日常の何気ない活動中に起きる場合が多い。高齢者のけがは重傷になりやすく、住宅内の段差をなくすなど、日常生活の中での事故予防を心がけて欲しいと注意をよびかけています。
65歳以上でけがをした場所で最も多かったのは以下の通りです
①住宅(敷地内含む)63.3%
②道路13.1%
③他の建物 9.6%
けがをした人の性別は女性が64.8%、男性が35.2%です。
事故のきっかけは転倒と転落が56.2%を占めます
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| 転倒・転落の原因 |
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転倒・転落の原因は、しそうになった場合も、実際にした場合もあまり変わらず、「つまづいて」が最も多い。
つづいて、「バランスをくずして」「滑って」がこれに続き、「足がもつれて」「引っかかって」「足を踏み外して」「ぶつかって、ぶつかりそうになってよろけて」が多い。
| 危害の起きた商品・設備 |
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「道路」「住宅・敷地」「公衆施設等」には階段や段差など共通の設備が多い。
これらの施設で危害の原因となった設備は
「階段」18.8%、「段差」16.8%、
「路面」10.7%、「対物自転車」8.6%、「対物自動車」6.1%、「敷石」5.1%、 「洗い場浴槽」4.6%、「床」3.6%であす。
商品・ サービスによる危害は、「きゃたつ・台」10.7%、「イス」6.3%、「靴」5.4%、「自転車」5.4%、「履物」4.5%、「衣類」4.5%、「すのこ」3.6%、 「カイロ」3.6%、「ガステーブル」2.7%、「なべ」2.7%、「浴槽ブーツ」2.7%、「ふとんカバー」2.7%、 「ベット」2.7%です。
| 危害の特徴 |
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高齢者が危害にあった時、回りに「頼りになる家族・知人等がいた」が24.8%であるのに対して、「ひとりの時」が51.0%、「見知らぬ他人ばかり」21.9%となっています。
危害の起きたものの利用状況をみると、
「継続的に利用している」72.9%
「何回目かの利用」15.8%
「初めての利用」11.3%
高齢者は継続的に利用しているもの、つまり使い方になれているもので危害にあっています。
しかも、危害にあう時は、高齢者の72.9%が周りに誰もいないか見知らぬ他人ばかりで、孤独の状態で危害にあっています。
住宅内では、深夜に深刻な危害にあう事例もあります。
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高齢者が危険を避けるための生活の知恵は、大部分が転倒転落防止の工夫です。
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危険を避けるための工夫について、新たに自由意見を募集したところ、
高齢者のみなさんの貴重な生活の工夫が多数寄せられました。
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歩き方の工夫 |
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1 |
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時間に余裕を持って、ゆっくり落ち着いて行動する。(130人) |
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2 |
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階段の上がり下がりは、手すりを持って昇り降りする。(80人) |
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3 |
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足下に注意し、足をきちんと上げて、着地に気を付けて歩く。(61人) |
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4 |
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足のあった歩きやすく滑らない靴を履く。(58人) |
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サンダルを履かない。(20人) |
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6 |
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階段に気を付ける。(18人) |
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7 |
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一歩一歩しっかり歩き、疲れたら休む。(18人) |
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8 |
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夜間や天気の悪い日は外出しない。(18人) |
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9 |
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混雑時、混雑場所は避ける。(16人) |
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10 |
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リュックサックやポシェットなどを使用し、手はふさがないようにする。(16人) |
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11 |
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重たいものを持たない。(16人)
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住まいの改善・工夫 |
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1 |
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階段、廊下、玄関、トイレ、風呂場、浴槽などに手すりを付ける。(44人) |
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2 |
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段差を無くす。(39人) |
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3 |
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階段ではスリッパを履かない。(32人) |
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4 |
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高いところのものは人に取って貰う。(27人) |
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5 |
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足下に物を置かず、整理整頓に心がける。(22人) |
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階段に滑り止めを付ける。(9人) |
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7 |
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室内の照明は明るくする。階段に夜間灯を付ける。(8人) |
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8 |
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絨毯・カーペット、マット、玄関マットを使用しない(7人) |
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9 |
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段差のある場所は、目立つように目印を付ける。(5人) |
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電気コードに引っかからないように気を付ける。(4人) |
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浴槽に滑らない風呂マットを敷く。(3人)
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高齢になると足からきます。
ちょっとしたもの、座布団なんかにも足を引っ掛け転倒してしまいます。
けがをすると治るのに時間がかかります。
特に家の中、いつも使ってるものには油断をしてしまいますので注意をしてください。
私の父も、足が弱って歩くのにも杖が必用なときに、犬の散歩に出でしまい、犬に引っ張られたのについていけず転倒し頚椎損傷で全身マヒになり1年間寝たきりになりました。
痰が引っかかるため喉を切りパイプを入れてましたので、しゃべることも出来ません。
高齢のため手術ができませんでした。
けがした当初は本人も意識がはっきりしていましたので、相当に辛かったと思います。
家族も何もすることが出来ないのが、はがゆく悲しかったです。
高齢者のいる家族の方は、面倒くさからずに常に注意をしてください。
けがしてからでは遅いですから!
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