低血圧の原因の一つに、筋力の低下というのがあげられます。
血液を送り出す力が弱いのですから心臓の筋力も低下しているわけです。
そこで、筋力を高めるために必要なのがユビデカレノンという補酵素。
このユビデカレノンが不足すると心肺機能が低下し、血液の流れが悪くなると言われています。
ユビデカレノンは食品で摂取することが可能です。
含有量が多いのはイワシや豚牛鶏などの魚肉類、ブロッコリー、ニンニク、ナスやキャベツなどです。
低血圧気味の人は積極的に摂るようにしましょう。
また、筋力の低下という意味でいうと、運動も欠かすことはできません。
血液は重力の関係で下にたまりやすいのですが、血液を押し戻すためにも、足の筋力は特に重要になってきます。
低血圧を改善するためには、心拍数が120以上になる下半身を鍛える運動をしましょう。
このとき、水分補給は十分にするようにしてくださいね。
体内の水分量が不足すると、血圧も低下してしまいます。
後は、早寝早起きを心がけましょう。
低血圧の人は特に、朝起きて動き出すのに時間がかかるので、その分早く起きる必要があります。
早く起きるためには、早く寝る。当たり前のことですが、これが基本です。
10分早く布団に入る
朝弱いのは、「血圧が低いから」というよりも「夜眠れないから」なんです。
しかし、今まで遅くに寝ていたのに、いきなり早く寝るのは無理です。
「昨日より10分早く布団へ入る」(寝るではない)
これが第一歩です。
今日1時に布団に入ったら、明日は0時50分に入る。
少しずつ早めに寝るクセをつけ、徐々に0時くらいに寝られるように習慣づけましょう。
いざ早めに布団に入ってもなかなか寝つけなくて焦ってしまい、ますます眠れなくなるということもあります。
とにかく寝る体勢を作っておきます。これが大切です。
何日かすると徐々に身体が慣れていきます。
食事について
低血圧症に有効な食品は、良質のタンパク質、野菜・海藻類、豆・豆製品 。
なるべく偏らないように、栄養のバランスをとることが大切です。
① 消化の良い食べ方をする
低血圧の人は胃腸が弱いことが多いので、ゆっくりとよく噛んで食べましょう。
もちろん、飲みすぎや食べすぎには注意して、食後20~30分は激しい運動をしないようにしましょう。
② 栄養バランスを考える
エネルギーとして大切はたんぱく質、脂質、糖質を摂れるように、献立を工夫しましょう。また、ビタミンやミネラルもいっしょにバランスよく食べましょう。
③ 体温を上げるのはたんぱく質
たんぱく質は体温を上げたり、疲れを回復する効果があります。肉1品だけで摂るのではなく、いくつかの食品から摂ると味に飽きることもありません。
④ 脂質は効率の良いエネルギー源
胃腸の弱い低血圧の人は脂が苦手なので揚げ物や炒め物ばかりではなく、蒸したりゆでたり、調理の仕方しだいでさっぱりと食べやすくなります。
⑤ ビタミンの多い野菜やフルーツは充分にとる
ビタミンやミネラルは他の栄養素の働きを助けます。
これらは野菜、海藻類、フルーツに多く含まれています。サラダやおひたしなどの副菜として1品追加しましょう。
またデザートにフルーツを食べると良いでしょう。