血圧が低いと朝起きれないのは・・・

血圧をコントロールしているのは、腎臓、内分泌臓器、自律神経、そして、自律神経に指令を発している脳の4つの器官です。

一方、目覚めのメカニズムには内分泌臓器である副腎の髄質から分泌されるアドレナリンとノルアドレナリンが大きく関係しています。

これらがバランスよくスムーズに分泌されていれば、朝の目覚めも快適なのですが、低血圧の人は分泌されるスピードも遅いため、目覚めにも時間がかかってしまいます。

これが、低血圧の人が朝起きるのが苦手な理由です。

もっとも、血圧は変動しやすいため、一度測っただけで低血圧と断言はできません。また、朝起きられない理由にしているかもしれませんが、不規則な生活だと当然朝も起きづらいでしょうし、頭がフラフラしたり疲れやすいのも、原因は貧血かもしれません。

それが長期間続くようであれば、一度病院に行って、きちんと判断してもらった方がよいでしょうね。



低血圧の人は夏に弱い!
夏になると気温が上がり、血管が広がります。すると広がった血管を血液が流れるので、さらに血圧が下がってしまうからです。

もうひとつは、夏は暑いので体力を消耗しがちなうえに、夜も寝苦しくなります。
日中の疲れと睡眠不足によって食欲が落ち、体力も落ちていくという悪循環になります。

冬は夏ほどつらくありませんが、抵抗力が弱くて風邪を引きやすくなります。また体力がないと、治るのに時間がかかります。
温度差の激しい季節や季節の変わり目にも、体調を崩さないように気をつけましょう。

夏の冷房も原因のひとつです。
暑い外気と室内の温度差がありすぎると、体温調整がしにくく、調子が悪くなります。
カーディガンやひざ掛けなどを用意し、快適にお仕事ができるような環境づくりをしましょう。


快適に寝る工夫を


夏は暑くて寝苦しいため睡眠不足になりがちです。

夜なかなか眠れない低血圧の人は、ますます眠れなくなります。
そこで快適に寝る工夫が必要になります。
寝る2時間前くらいに寝室に冷房を入れ、あとはタイマーセットして自動的に切れるようにしておきます。

冷房を入れたままにしておくと、かえって身体がだるくなったり、夏風邪を引く原因になったりします。


自分が快適と感じられるように工夫する


夏も冬も苦手。気温が極端な季節は、暑すぎても寒すぎても体調の管理がとても大変です。
特に関西の夏は湿度が高いので、この不快感がますます倦怠感となって悪循環を起こしてしまいます。

そこで、朝起きてからシャワーを浴びます。

汗を流すと同時に、体中にお湯を浴びることによって血液の循環が良くなりますし、目も覚めやすいです。


あまり関係ないと思われるストレスも血圧を下げてしまいます

血圧を下げてしまうストレスには、次の3つの種類があります。

① 突然のストレス
急に人影が現れて驚いたり突然の訃報を聞いたりすると、交感神経が強く作用して、一時的に血圧が下がります。

② 慢性的なストレス
連日の残業や人間関係の悩みなどのストレスが長く続くと、副交感神経が強く作用して血圧が下がります。

③ 抑うつ状態
ストレスが元で失望したり悲しんだりして抑うつ状態になると、交感・副交感神経が弱くなり血圧が下がります。


家族に低血圧の人がいると遺伝するようです でも遺伝しても心配しないで

低血圧の人には、家族にも低血圧の人がいる場合があります。
歳とともに血圧は上がっていきますので、今家族の中で低血圧の人がいなくても、昔はそうだったということもあります。ご両親や祖父母の方に聞いてみましょう。

体型は似ていませんか?
同じように痩せ型ではありませんか?
食事はどうでしょう。食欲があるほうではなく、どちらかと言えば好き嫌いが多いほうではありませんか?疲れやすい、胃腸が弱い、このようなところにも共通点がありませんか?

いくつかの共通点があると思います。

しかし必ずしも「低血圧」が遺伝するのではなく、「血圧が低くなりやすい体質」が遺伝するそうです。
親が低血圧だから自分もそうなんだとあきらめてしまわずに、血圧が低くならないように家族と協力をしていきましょう。