人が心を動かされるときはどんな場合でしょうか?
人が心を動かされるのは次の4要素によります。
①結果の魅力
②結果の望ましさ
③結果から予想される満足感
④結果の重要性
例えば、士気の落ちているメンバーに、もっと仕事を頑張って欲しいと発奮させたい場合はどうでしょうか?
いくら、「とにかく、やってごらんよ」と言っても動きませんし、意味がありません。
この場合、頑張るという結果に対してメンバーが上記の①~④について分析をする必用があります。
「なるほど、頑張る姿をみせるのは、カッコイイことなんですね」(魅力)
「なるほど、頑張れば、給料が上がるんですね」(望ましさ)
「なるほど、頑張るのは、自分にとっても気持ちのいいことなんですね」(満足感)
「なるほど、頑張ることは、日本の社会にとっても大切なのですね」(重要性)
このように相手が思ってくれたら、説得はうまくいったと考えてよいでしょう。
但し、この4要素のうち、相手がどの点に関して共感してくれるかは、やってみないとわかりません。人により異なります。
魅力のアピールに弱いかもしれないし、重要性に心が動くかもしれません。
どの点を相手にアピールするかを、よく考え、少なくとも1つの要素を確実に満たすようにアピールしましょう。
①を試してダメなら②を試してください。それでもダメなら③、④と試してください。
4要素とも試してダメなことは一般的には考えられません。
それでもダメな場合は、別の理由があります。
たまたま虫の居所が悪かった、あなたが嫌われていて言うことを利く気がないなどですので、こんなときは少し間をおいて改めて試すと良いでしょう。
その言われた仕事の結果が、魅力も、望ましさも、満足感も、重要性も感じさせないなら、相手だってわざわざ言うことを聞きたいと思いません。
相手が動いてくれないなら、会話のはしばしに4要素をちらつかせて見てください