電子書籍ですと、タップかスライドで

ページをめくる(画面を遷移)ことができますが、

紙の本ですと、ページを速くめくるテクニックが必要になります。

高速ページめくりのやりかたとしては、

1. 本の背中 中央から下側にかけて右手で軽く支える。

2. 左手の指の腹で、しごくようにして猛スピードで本をめくる
  (右利きの人ならば、ページをめくるのに
   右手を使いますが、ここでは左手で行います。)
   一つのページをめくるのにかける時間は0.5秒程度。

3. 慣れるまで何度も1~2を繰り返す。

最初は力がはいりますが、一気にめくりましょう。

指先は、外に出た脳といわれています。

指先が刺激を受けると、その分野を受け持つ大脳皮質の

血行量が増すのです。

それにより図形の認識や知覚を担当している部分の

脳細胞がより活発に動きます。
速読の疑似体験をしてみましょう!

それは、アマゾンのKindle、楽天Koboなどの

電子書籍(ブック)を利用します。

紙の本ですと、「読む」という音読の習慣が抜けない方も

電子書籍ですと、比較的簡単に

「読む」から「見る」に移行しやすいのです。

音読から視読(文字を固まりで読む)への習慣を

身につけるチャンスです。

あと、紙の本ですと、ページを速くめくるスキルが

必要になりますが、

電子書籍ですと、タップかスライドで

ページをめくる(画面を遷移)ことができます。

ポイントは「読む」という概念を忘れて、

「見る」ということにフォーカスです。

レッツ トライ !

たとえば、「向こうから和服姿の女性がやってくるのが見えた。

とても美しい女性だった。」

という文章があったとします。

左脳型の読み方は、

文章を文字どおりに理解し、それ以上のことを考えないタイプです。

右脳型の読み方は、

「美しい女性」という言葉で高嶋礼子さんなどの女優さんやモデルさん、

あるいは身近な女性の◯◯さんを思い描いたりします。

また「和服」という言葉に対しては、

しっとりとした訪問着を思い描いたり、振袖を思い描いたりします。

このように、できるだけ映像変換(イメージ変換)しながら読むタイプです。

右脳型の読み方は、記憶の面で優れているというだけでなく、独創性にも富みます。

また、読書スピードという点でも、

右脳型の読み方のほうが、左脳型の読み方よりも

格段に速い場合が多いのです。

文章を文字どおりに理解し、

それ以上のことを考えないタイプの左脳型の読み方では、

声帯という筋肉を使う音読・黙読の世界を抜け出すことができず、

1分間に読むことのできる読書スピードは

2000文字から2500文字を超えることはできません。

それを超えるためには、書かれてある文字を、

無意味な模様と思ってしまうような

右脳型のセンスがどうしても必要になるのです。