イササカ拍子抜けのように終わった今回のテポドン2騒ぎ。打ち上げ→秋田通過→太平洋に到達、以降のあれこれです。

太平洋に展開していた海上自衛隊のイージス艦レーダーの追尾限界をテポドンが超えた頃、私は出先の各記者にその旨を電話連絡。取材は通過後の対策本部や街の声に切り替わりました。

その後のニュースでは普段から親しくしている県の広報担当者らが全国版に登場。あの鈴香以来となる「全国テビュー」でした。
県庁に設置されていた危機対策本部では、各社が次々に撤収を開始。我社も引き上げました。カメラマンも撤収。最大8日までと覚悟して、ホテルを押さえていましたが、こちらもキャンセルしました。

そして今日。相変わらず県庁の面々は全国ニュースに登場しつづけ、私は応援に来てもらった各原隊の長にお礼の電話をしました。昼には春闘の一次回答があり、組合はゼロ回答を拒否して、時間外拒否のストを決定しました。

夜7時過ぎに自衛隊からFAXが入りました。「PAC3の撤収の取材を明日朝5時から受け付ける」とのこと。前述した通り組合のストで明朝5時の取材が必要なら私が対応しなければなりません。
恐る恐る写真部に電話。FAXの内容を伝えると「ミサイルも落ちなかったし、組合がストしてますからねえ。取材は結構です」とのありがたい判断をいただきました。

待機2日目、11時30分過ぎに「ミサイルが発射された模様」との一報が入りました。

11:37ごろ1段目のブースターが日本海に落ち、太平洋へ通過しました。

秋田県沖の日本海約280kmで第1段目が落ちたようです。

2段目は太平洋上の日本から約1000kmに落下したようです。



すでに掲載の通り、テポドン2の発射予定日当日を迎えました。

朝からの動きをドキュメント風に綴っていきます。


アメリカンフットブログ-pac3

04:00・・・・・男鹿半島をカバーする記者がホテルを出発。漁船は通常通りの出港

        との情報。

07:00・・・・・朝のニュースを確認。どこの放送局も最初のニュースはテポドン関連。

07:30・・・・・秋田県の危機管理監が県の危機管理対策本部に出勤。

08:00・・・・・男鹿担当記者より「船川港からの出航漁船はわずか」と一報。

08:30・・・・・秋田駅前などで取材していた記者から市民の声として「不安で腹立た

        しい。北朝鮮は子供みたいだ」との記事が入る。

09:00・・・・・支局に出勤。県危機対策本部の会議始まる。

10:00・・・・・北朝鮮中央通信が「まもなく発射」と発表。

11:03・・・・・発射予定時刻。防衛省より秋田県に「ミサイルが発射された」との誤報

        が到着。一時騒然となる。

12:15・・・・・NHKがニュースを中断して「今、ミサイルが発射された模様」と速報。

        約5分後、「政府の誤探知だった」と訂正。

16:20・・・・・河村官房長官が「今日の打ち上げはなさそうだ」とコメント


ということで、打ち上げ予定の11:00~16:00が過ぎました。

このイライラが明日も続きます。


アメリカンフットブログ-miss


本日のオマケ:鑑定対策室からの誤報メールと訂正メールです。


 北朝鮮が長距離弾道ミサイルとみられる「人工衛星」の打ち上げ準備を進めている問題で、気象庁は1日、発射を予告している4日から8日の間、発射地点の同国東部・舞水端里付近は天候が大きく崩れる日はないとの見通しを示した。
 同庁はまた、収集した舞水端里付近の気象情報を関係機関に提供していることを明らかにした。

当初は4日と5日は雨で打ち上げは6日以降と予想されていましたが、どうやらこの土日にも発射されそうです。某フジテレビ情報番組によると秋田県内では6日に10件余り、7日には200件余り、8日には100件余りの小中学校で始業式や入学式があるそうです。陸地にロケットや破片が落ちる可能性は極めて低いらしいのですが、万一を考えれば各行事の延期や中止も考えられます。
我社を含めたマスコミ各社も厳戒態勢で、私も休みなしで県警のカバーをすることになりそうです。

運命の日まで、あと3日・・・・

アメリカンフットブログ-pac3

やってきましたPAC3。お昼前に仙台港に着いてから延々9時間以上の時間をかけて秋田の設置場所に到着しました。普段は冬場の「雪捨て場」として利用されている海岸沿いの自衛隊の演習地です。有刺鉄線が張られ、迷彩服の陸上自衛隊員がものものしく警戒しているのですが、この到着の直前に車両の1台が道を間違えて「こまちスタジアム」の敷地内に進入、照明の土台部分のコンクリートに一部がぶつかって身動きが取れなくなったそうです。脱出まで3時間かかったらしく。あわてた他社の若い記者が「PAC3がこまちに突っ込みました」という聞き方によってはものすごい事故を想起させる報告をしたとか、しなかったとか・・・・


TVでは日本の天気予報ばかりか発射基地周辺の天気予報まで流しており、それによると4日、5日は向こうは雨のようです。6日の月曜日以降に発射となるようですね。まあ、ここのカウントダウンはあくまでも4日を目安ということで。


運命の日まで、あと4日・・・・