いよいよゲームがはじまります


セットされたボールを中心に最初の立ち位置は


 R:QBの利き腕側で、タックルの外側、7~10yds後方

 U:ウィークサイド(TEがいないサイドもしくは両Eタイト・両Eスプリットの

   場合にはQBの利き腕と反対側)のOTの外側で5~7yds後方

HL:バックスタンド側のスクリメージラインとサイドラインの交点

   (足の幅がニュートラルゾーンの幅になるように立ちましょう)

LJ:メインスタンド側のスクリメージラインとサイドラインの交点

   (足の幅はHLと同様ニュートラルゾーンの幅です)

FJ:メインスタンド側のスクリメージラインから20yds離れた位置の

   サイドライン上

BJ:センターよりややTEよりのスクリメージラインから25yds後方

SJ:バックスタンド側のスクリメージラインから20yds離れた位置の

   サイドライン上



                   BJ


                  ∨      

SJ                          ∨              FJ

      ∨                             ∨

            U

            ∨    ∨   ∨     ∨

                ∨  ∨   ∨

HL                  Θ                      LJ

      ○         ○○◎○○○

                    ○             ○


                    ○   ○


                        R



それぞれのキープレーヤーは


 R:QBおよびインテリアラインメン

 U:インテリアラインメン(自分サイドだけでなく、全体を見ます)

HL:一番大外のプレーヤーがバックスかラインかを見極め、

   パスプレーの際は自分寄りのセットバックがキーになります

LJ:HLと同様です

FJ:一番大外のプレーヤー、ランプレーならダウンフィールドブロック

   パスプレーならDBとの接触などを見ます

BJ:TEがキーですが、モーションがあった場合にはモーションマンを見ます

SJ:FJと同様です


人数確認は

オフェンスがRとU、ディフェンスがHLとLJで行います


レデイフォープレーが宣告されたらBJは25秒をカウントします

手元の時計で15秒経過したら手を上げて残り10秒を知らせ、

5秒前からその手を1秒ごとに振り下ろしてカウントダウンをします

25秒経過したらまず笛を吹いてプレーを止め、フラッグを投げます


プレーが始まる前の反則として想定されるのは


オフェンス:フォルススタート→インテリアラインメンはひざから下に手を下ろしたら

                セットしたものとみなされます。もちろん手をついたら

                プレーがスタートするまで手を持ち上げたり、手を

                つきなおしたりはできません→5yds罰退

                バックスのコール間違えによる前へのスタートも

                この反則になります→5ydsの罰退

      交代違反→12人でハドルを解いた場合や、12人のハドルが

              3秒以上続いた場合→5ydsの罰退

      エンクローチメント→インテリアラインおよびEがセットした状態ですでに

                  ニュートラルゾーンに進入していた場合

                  →5ydsの罰退

      ディレイオブゲーム→レディフォープレーから25秒以内にスナップが

                  行われない→5ydsの罰退


ディフェンス:オフサイド→上記のオフェンスのエンクローチメントと同様に

              ニュートラルゾーンに進入しているか、オフェンスの

              選手に当たってしまった場合→5ydsの罰退

       交代違反→オフェンスと同様です。交代選手がベンチに

              戻りきれずにプレーが始まってしまった場合には、

              厳密に言うと反則ですが注意で済ませることも

              スムーズな試合につながるでしょう→5ydsの罰退


いずれの場合も、発生したらすみやかにフラッグ、笛を吹いてプレーが

始まらないようにしましょう。デッドボール中の反則として処理、

ダウンを繰り返します。これらの反則は被反則チームに選択の権利は

発生しません。


1.各自の配置につきます


  R:レシーブ側の中央、最深のリターナーの後方にセット

  U:HL(LJ)から受け取ったボールを確認しながら、キッカーの位置へ

    キッカーの準備ができたらボールをキッカーに渡す

    レディフォープレーの笛が鳴るまで、キッカーがボールを蹴らないように

    待機します

 HL:バックスタンド側のゴールラインとサイドラインの交点にセット

 LJ:メインスタンド側のゴールラインとサイドラインの交点にセット

 FJ:メインスタンド側のキック側の制限線(35ydライン)のサイドライン上にセット

 SJ:バックスタンド側のキック側の制限線(35ydライン)の9ydライン上にセット

 BJ:メインスタンド側のレシーブ側の制限線(45ydライン)の9ydライン上にセット


 自分の準備ができたら、Rに向かって準備OKのサインとして手を上げて

 合図します

 SJとBJはRのレディフォープレーの笛が鳴るまで、キック側のプレーヤーが

 9ydから外に出ないように注意します

 キック側の人数確認はUとBJ、レシーブ側の人数確認はRとHlが行い、OKなら

 親指を立ててOKのサインを出す


2.Rはレディフォープレーの笛を鳴らして試合開始を宣告します


  審判全員が準備できていても、レシーブ側がハドルを解いてそれぞれの位置に

  つくまでは笛を待ってあげましょう


  笛を確認したら、SJとBJは速やかにバックペダルでサイドラインまで下がる

  Uは、キッカーの後方に下がる


3.キックオフ


  ボールは必ずしもまっすぐに空中高く飛ぶとは限りません。

  常にスクイーズキックを予想しましょう


  キックされたら、Uは50ydラインの向かって右側のインバーンズライン上に

  移動、FJは同じく50ydラインの手前のインバーンズライン上に移動します

  ロングリターン、リターンタッチダウンになったときにこの二人が最終の判定に

  責任を持ちます


  蹴られたボールの着地地点を予想し、リターナーを大外から囲むように

  集まりましょう

  インバーンズラインより外側にボールが飛んだら、HL、LJがリターナーを

  カバーします

  自分の方向にボールが来たら、ゴールライン方向に手を指し示して、

  自分がリターナーのカバーをすることを他のクルーに合図しましょう。

  このサインが見えたら、奥の他の2人(RとHLもしくはLJ)は、

  リターナーの前方、後方で起こるプレーを見ます

 

  ボールが直接アウトオブバーンズに出た場合は、反則です。

  OBの位置にフラッグを出します


  10yds以上飛べば、キックオフのボールはフリーボールです。キック、

  レシーブ双方とも

  ボールにタッチする権利がありますが、キック側はレシーブ側がファンブル

  しない限り、ボールを拾ってリターンはできません(タッチ、マフではできません)

  確保した位置でボールデッドです


4.ボールデッド


  反則のフラッグが出ていないことを確認した上で


  ボールデッドになったら、その位置を押さえます。

  Uがボールのセット位置につくまで、ボールデッドの地点は

  キープしてください。リターン側のボールをサイドラインに近い

  審判がボールパーソンから受け取り、Uに渡します。

  通常のスクリメージプレーではHL、LJが「ボールイン」FJ、BJ,SJが

  「ボールアウト」の役目ですが、キッキングプレーの場合には、近い審判が

  出し入れを行うことでゲーム進行がスムーズになります


  ボールの位置が確定したら、HLはチェーンクルーの立ち位置が

  間違いないか、確認します

フレーム】

オフェンスブロックは相対するディフェンス

プレーヤーのフレームの内側でのみ有効です

このフレームの外側から腕を回しこんだりする

ブロックはホールディングとみなされます

図の左右にある横の部分もフレーム内です


腕、ヘルメット、ショルダーでのブロックが可能です



【腕を伸ばしたブロック】

腕を伸ばしたブロックは右図の通りです

手の平は相手に向かって

開いていなければいけません

手の平が相手を向いていて閉じられている場合は

ホールディングが疑わしいと判断されます


また、相撲の「ツッパリ」のようなブロックも「不正なブロック」になるので注意が必要です



【腕を閉じたブロック】


腕を閉じたブロックは左図の通りです

手の平は自分の方を向いて、


閉じているかカップを持つ状態です


腕は自身のショルダーに平行でなければいけません


もちろん、この状態で下から上に振り上げるようなブロックは反則です

自陣45yd地点から第2ダウン10ydsでA77がホールディングの反則、

パスプレーでB44がB40yd付近でインターセプトし、リターン中に50ydライン

付近でB55が背後からの不正なブロックの反則、B44はそのままタッチダウンした


                 ↓


BチームはA77のホールディングを辞退し、B55の反則を受諾することで

B40ydから攻撃権を得ることができる。タッチダウンは取り消される


【解説】

通常、ボールの所有権が移動しないダウンでのライブボール中のオフェンス、

ディフェンスの反則は相殺され、そのダウンが繰り返されます

しかし、所有権が移動したダウンで、所有権の移動前と移動後に双方で

反則があった場合には、上記のように最後にボールを所有していたチームが

相手チームの反則を辞退することで、攻撃権を得ることができます。


ただし、所有権の移動前に双方が反則していた場合には、相殺となり、

ダウンが繰り返されます

移動後にあった場合も、最後に所有していたチームが相手の反則を

辞退することで、攻撃権を得られます


ここで言う「ライブボール中」の反則は、フォルススタートやアフタータックルなど

のプレーが行われる前や終了後に起こった反則は含みません


アメフトの試合開始のセレモニー手順です


1.それぞれのポジションにつきます


R(レフリー):メインスタンド側から見てフィールドの右側、

        50ヤードライン上の中央

U(アンパイア):Rのトイメン、45ヤードライン上の中央

HL(ヘッド・ラインズマン):バックスタンド側のチームの

               45ヤードライン付近のサイドライン上

               (アンパイア側)

LJ(ライン・ジャッジ):メインスタンド側のチームの

             45ヤードライン付近のサイドライン上

             (アンパイア側)

FJ(フィールド・ジャッジ):メインスタンド側の50ヤード付近

               メイン側チームのキャプテンをエスコート

BJ(バック・ジャッジ):バックスタンド側のHLの隣

SJ(サイド・ジャッジ):バックスタンド側の50ヤード付近

             バックスタンド側チームのキャプテンをエスコート


2.試合開始5分前にRは両チームの準備が整ったことを確認し、

  笛を一回短く吹いて両チームのキャプテンを中央に呼び寄せる

  FJ、SJはインバウンズラインまでエスコートし、それぞれの

  チーム側を向いて、9ヤードライン上に待機

  HL、LJはボールパーソンからボールを1つ預かっておく


3.Rは両チームのキャプテンをビジター側から紹介、Uを紹介した後

  自己紹介

  フィールドの状況、ローカルルールの確認(ゴールポストの扱い、

  ウォータータイムアウト、背番号の試合中の変更の可能性など)

  をした後にコイントスに移る


4.コイントスはまず投げる前にビジターチームのキャプテンに表・裏の

  チョイスをしてもらい、空中に投げ、地面に落とす

  この際、チョイスした面をUとともに声に出す(「表チョイス」など)と

  間違えない


5.コインを拾い上げ、出た面を両キャプテンに見せる

  出た面を選んだチームのキャプテンの肩を2回たたきながら

  「A(B)ファースト・チョイス」と宣告


6.ファーストチョイスは3種類ある

  ①前半のレシーブをチョイス

  ②後半のファーストチョイスを選択

  ③前半のキックをチョイス

  ※ ③を選択した場合には後半のファーストチョイスは相手チームになる


7.それぞれのサイドにキャプテンを振り分け、

  ①の場合は、キャプテンの肩をたたきながら「A(B)チーム、レシーブ」と

          レシーブのジャスチャーをしながら宣告

  ②の場合は、後半チョイスをした時点で選択したキャプテンの肩をたたきながら

          インコンプリートのシグナル

  ③の場合は、キャプテンの肩をたたきながら「A(B)チーム、キック」と

          キックのジャスチャーをしながら宣告


8.終了後、両チームキャプテンを握手させ、それぞれのベンチに戻らせる

  両チームキャプテンがそれぞれの9ヤードラインを通過するまで、FJ,SJ

  はサイドラインの選手がフィールドに入ってこないようコントロールする

  キックする側のチームのフランク・オフィシャルは、預かったボールを持って

  フィールド中央に集合、Uにボールを渡す

  その他の審判もチームキャプテンが9ヤードラインを通過したら、フィールド

  中央に集合


9.フィールド中央でセレモニーのチョイスを確認し、キックオフのポジションに

  わかれる