9月23日以来となる東北大の相手は、この時点で岩手大に次ぎリーグ戦2位につけている仙台大です。春の初戦、同カードでの対決は審判クリニックのアシスト試合とはいえ、仙台大が圧勝しています。今回は私自身が中に入っていましたので、こまかなヤーデージまでは記録していません。詳報といえるかどうか不安ですが、報告いたします。
コイントスで勝った東北はレシーブを選択し、仙台のキックオフで試合が開始されました。最初のシリーズ、東北は1バックでモーションを使用し、ラン、パスをうまく組み立てるバランスオフェンスです。エースランナーの#16をセットバックやスロットバックに起用し、ディフェンス側のマークを散らそうという戦術のようでした。前回#16の代わりにセットバックに入っていた#37がこの日はいい走りを見せます。あっという間に仙台陣まで攻め込んだ東北大でしたが、OLに痛恨の反則が続き、得点には至りませんでした。自陣レッドゾーンからの仙台大はやはりエースRBの#22が復帰、オフタックルで7yds走るなど元気なところを見せましたが、東北大4-3ディフェンスに走路を阻まれ得点には至りません。
第1Q中盤、東北はミドルレンジのパスで前進、レシーバーがカバーされていると見るやパスプロしているRBにショベルパスを投げるなど、多彩な攻撃でゴール前1ydに進みます。これをRB#1がダイブで決めて東北が先制しました(TFPキックK#21成功、7-0)。
第2Qに入っても、仙台のラン攻撃はことごとく東北ディフェンスに止められ前進できません。岩手大戦で懸案だったCBもすばやい反応で仙台のパスを封じます。東北のディフェンスの反則から迎えた東北陣22ydからのFGも失敗してしまいます。片や東北は、RB#16のランを軸に仙台陣に攻め込み、敵陣19ydからのドロープレイで#16がエンドゾーンに駆け抜けました(TFPキック成功、14-0)。やはり上位対決なのでしょう、前半の得点は東北の2TDのみ。まだまだ勝負の行方がわからない状態でハーフタイムとなりました。
後半に入り、仙台はパスを主体にした攻撃に切り替えます。U19にも選出された身長197cmの大型E#86をターゲットに高めのパスを投じて陣地を稼ごうとしますが、東北DBはパスの落下地点でジャンプし、上背のなさを補って防ぎます。東北はゲインすると反則で後退するという悪循環でしたが、後退した次のダウンでRBが10yds走るなど、確実に前進していきます。このQでもゴール前4ydからQB#18からWR#80へのパスが決まって追加点をあげました(TFPキック成功、21-0)。
泣いても笑っても残りは第4Qのみとなって、仙台ディフェンスにビッグプレイが飛び出します。ドロップバックしたQBがカバーされているレシーバーを避けてセイフティバルブで待機していたRBへ投じたパスをDE#86が長身を生かして伸び上がるようにインターセプト、ゴールまで東北のタックルを受けずに80ydsの独走TDを挙げました(TFPキックK#71成功、21-7)。
残り時間を考えると仙台は攻めるしかありません。ショートキックを予想して1人を残し前線にレシーブチームを配置した東北の裏をかくように、仙台のキックオフはゴロキックでした。前進した選手の間を抜けて転がったボールでしたが、これを最後列にいた#16がしっかり押さえて仙台に攻撃権を与えません。この直後、東北はRB#16が74ydsを走り切って駄目押しのTDをあげ(キック成功)、28-7で優勝戦線の第1ラウンドを制しました。
TEAM
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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東北大学
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7
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7
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7
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7
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28
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仙台大学
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0
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0
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0
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7
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7
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