男と女の決定的な違いは? ブログネタ:男と女の決定的な違いは? 参加中

マネージャー以外でアメフトに女性が関わることはできるでしょうか?私が知る限り女性でチームのコーチになったのは1人だけです。審判は過去に何人かいるようですが、私は同じクルーを組んだことはありません。最近ではアメリカの女子プロフットボールに島根大のOGが入団したというニュースがありましたが、彼女は現役時にプレイヤーをしていたそうです。


アメフトの審判は7人でクルーを組み、アンパイアを除く6人が「BOX IN」という外側からプレイを見る体勢を取ります。一見プレイヤーとの接触がなく安全なように見えますが、プレイの展開によってはサイドライン付近ばかりでなくフィールド内でもプレイに巻き込まれることがあります。男性の審判でプレイヤー経験者がほとんどを占めるのは、こうしたプレイへの巻き込みに機敏に対応できるから、ということは理由の一つと言えるでしょう。そんな経験者の審判でさえ、年に何度かはプレイに巻き込まれることがありますし、私なんぞは、巻き込まれるのを避けようとして転んだり、足をつったという経験もあるくらいです。プレイヤー未経験(現役時にマネージャーだったり、アメフトそのものの未経験者)の審判もいますが、やはり審判はボランティアであるという性格上、怪我しないようにフィールドに入るよりはタイマーなどのポジションになることの方が多いようです。


女性に関してはどうでしょうか。何年か前に北海道で女性審判がフィールドに登場した、という記事が出たことがありました。関東でも数年前までは女性の登録もあったようです。まあ、先に述べたようにプレイに巻き込まれる恐れであるとか、更衣室のやシャワーの問題があるので、フィールドで笛を吹くということは難しいのかもしれません。また、審判の技術習得は、やはり体育会の色彩が強い部分もあるので、結構怒鳴ったりしますから・・・・


私は会社で女性の新入社員が入ってきてもすべて呼び捨てしていますし、男性の新人とまったく同じ扱いをするようにしています。おそらく審判で女性の新人が入ってきても同じ対応をするとは思うのですが、相手がそれに順応してくれない限り、長続きはしないでしょうし、技術の習得も遅れてしまうということになります。女性差別の意識はまったくないのですが、ことアメフトに関しては、男女の決定的な違いというものは存在すると言わざるをえないでしょうね。