2008年は○○な年でした 参加中

東北アメフトの2008を振り返ります。

今年の東北アメフトは4月の審判クリニック@仙台大学で始まりました。東北地区で唯一の人工芝グランドである同校で仙台大と東北大のスクリメージ形式の試合が実践クリニックとして行われ、仙台大が完封、波乱の08年が始まりました。

この東北大は例年通り関東遠征で春のオープン戦を消化、一橋、筑波、専修の各校に勝利します。また注目は岩手大でした。学生、社会人を問わず積極的にオープン戦を組み、実戦経験を積んでいきました。エリアが広く対戦相手までの距離がある東北地区では、オープン戦を組むのも一苦労です。新入生の勧誘もあり、試合数そのものは少ない春シーズンでした。

リーグ戦の開幕も波乱に満ちていました。初日となった8月31日、仙台は低気圧の影響で朝から雨、会場となった東北工大青葉山グランドは、朝の時点ですでに「たんぼ」状態でした。その上に雷注意報が発令されたため、連盟はこの日の1部2試合を順延しました。

翌週には2部が開幕、単独チームとなった新加盟の秋田大と東北学院大がまず1勝をあげました。東北学院大にとっては7年ぶりとなる公式戦勝利でした。

仕切り直しとなった1部では、まず仙台大が圧勝、しかし、第2試合では前半4TDと圧倒的リードをした岩手大が後半に東北大に追い付かれ引き分けとなりました。結果的にこの引き分けがリーグ戦を面白くしてくれました。

連盟としては秋田大の正式加盟に続いて十和田市にある北里大獣医学部が加盟申請、08年は準加盟という形で2部のリーグ戦に参加しました。この加盟で北東北3県の学生チームが4校となり、9月には盛岡で「北東北ダービー」ともいうべきゲームが開催されました。

1部の初戦で引き分け試合が発生したことから、連盟は規約を一部手直し、「勝率が同じ場合には、コールド、棄権試合の当事者校を除く試合の得失点差で優勝チームを決める」とする告示を行いました。

その後は天候による中止や順延もなく、日程を消化。1部は引き分けた2チームと仙台大が優勝を争い、2部では古豪東北学院大と新興秋田大が全勝で優勝を争うという展開となりました。

結局最終成績は、仙台大が対東北大戦で苦杯を喫したものの、最終戦で岩手大を完封、2位となり、初戦の引き分けを引きずらなかった東北大が土付かずで優勝、パインボウルでも北海道大に勝ち、シトロンボウルに2年ぶりに出場します。2部では全勝対決を制した秋田大が初優勝しました。秋田大は入替戦でも日大工学部に勝ち、09年からの1部昇格も果たしました。

一方の社会人リーグは弘前グリーンサージェントが初参加で初優勝、残念ながら地区対抗では札幌ベンガルズに破れましたが、最後まで諦めないゲームを見せてくれました。

学生、社会人を問わず、東北地区の各チームは部員の確保やグランドの手配が大変です。いろいろな苦労を乗り越えて、09年もワクワクするような試合を見せてもらいたいものです。