奇跡って信じる?
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木枯らしが吹く季節になると、思い出すのが駒沢公園です。アメフトの聖地としてではなく、ほろ苦い思い出の場所として、私の記憶の中に駒沢公園があったのです。




稲穂の頃ですからもう35年以上前のことです。当時付き合っていた彼女の自宅は世田谷でした。私の自宅は東京都下のH谷市。デート(といってもお茶するくらいしかありませんでしたけど)は都内で、一応紳士ぶって彼女を送っていくということがままありました。わたしにとっては生まれて初めて付き合った彼女でしたが、当時の私には付き合い方やかけひきなんかはまったくわからず、今思えば勝手なことばかり言ったりしたりしていたのでしょう。それでも彼女はそんな私と腕を組んで歩いてくれたりしてくれてました。




その日も渋谷のカレーを食わす喫茶店でお茶をした後、彼女の家まで送ろうと渋谷からバスに乗ったのでした。後日、聖地駒沢に公共交通機関で通うために数え切れないほど乗ることになる路線バスだったのですが、当時の私にははじめて乗る路線でした。30分ほどバスに揺られていると、彼女が「降りよう」と言い出しました。「ちょっと散歩しようよ」と言われて降りたのが駒沢公園だったのでした。




彼女は一つ下でお嬢さん学校に通う、まさにお嬢様。私はどちらかというとハイソ(死後ですね 笑)でもなければ、かっこいいわけでもない都内の私立の学生。月とすっぽんのような関係でしたが、私にとっては(自分がモテてる)と勘違いさせるようなカップルでした。バスを降り、人影などほとんどない駒沢公園の外周を歩きました。口ずさんでいたのは郷ひろみや西城秀樹の歌だったでしょうか。二人で口ずさみながら、ただただ歩いていました。




その彼女とは、その後もつかず離れずの関係がなんとなく大学2年くらいまで続いたのでしたが、結局自然消滅。私の記憶の中からもそのときの歌や木枯らしは遠い記憶になっていたのでした。が、最近になって、あるプチメをもらいました。

遠い昔を思い出させるプチメでした。それを受け取った瞬間に私の記憶は一気に35年をさかのぼり、「君の涙は見たくない 僕のまつげが濡れるから レインコートを脱ぐように 軽い気持ちでわかれよう でも僕たちはいつでも友達さ 悲しいときは飛び込んでおいでよ」という郷ひろみの歌があの日の情景と一緒に浮かんできたのでした。




すれ違いざまに声をかけた目白の道。幼いセーラー服を着た彼女。会う度に渡されていた手紙。「これはキスの代わりです」と書かれた文末の○印。




こんな奇跡を起こしてくれたアメブロに感謝しています。