私が学生時代、関東学連の事務所は五反田にありました。学連執行部は全部で6~7人いるのですが、試合のある土日も含め、必ず毎日誰かが事務所に詰めていなければなりませんでした。免許を取ったばかりの私は、親父に買ってもらった中古の510で週に2~3度は事務所に詰め、土日は有料会場に行って当番校に指示を出したり、場内放送をしていたのです。

ボウルゲームの前でもない限り、リーグ戦中の事務所詰めは、単なる電話番です。その日も愛車で五反田に乗りつけた私は事務所に後輩の学生を残して吉祥寺の欅の委員長と五反田駅前のパチンコ屋に時間つぶしにでかけました。
学連の事務所は不死鳥OBの方が経営されている印刷会社のビルでしたが、駐車場までは貸していただけなかったので、ほとんどが路上駐車でした。それまではチョークを引かれることもなく、執務時間が終わるまで無事だったのですが・・・・

パチンコ屋で1時間ほど時間をつぶし、事務所に戻ってみると、愛車が見当たりません。あるべき場所にあるべきものが見当たらない時のショックは、言葉では言い表せないものでした。愛車があった路上には「駐車違反、レッカー移動しました。大崎警察まで出頭願います」とのチョーク書きが残されていました。

その時が生まれて初めての警察訪問でした。罰金とレッカー移動代、それに愛車を保管してある駐車場代まで取られ、その日の帰り道はくら~くなって運転して帰りました。
それ以来、マスコミの特権「駐車禁止除外指定車」をもらうまで、路上駐車はしなくなりました。今ではその特権も各社が返上しているために県警からの配布もなくなり、どこに行くのでもちゃんと駐車場を利用しています。