福田首相が辞任を表明しました。野党はこぞって「無責任だ」、「辞任ではなく解散総選挙を」などとコメントしていますが、8月の内閣改造の時から、それらしき感じはありました。
一番顕著な例は党役員人事での麻生幹事長就任でしょう。総裁選で対立候補だった麻生さんが、なぜこの時期に幹事長を引き受けたのか。福田辞任、麻生後継を党内最大派閥である町村派が認めるという密約があったのではないでしょうか。
次の総裁はほぼ麻生さんで決まりでしょう。注目は解散総選挙の時期ですが、来年秋の衆議院議員任期切れまで延びる可能性が一つ、新総理で臨時国会を乗り切っても、自衛隊の給油法案や09年度予算の審議で通常国会が混乱して、そこで新総理が解散権を行使する可能性が一つといったところでしょう。
ある意味次の総理は、絶対現状より議席を減らす選挙に向かうわけです。敗戦処理をした後は、民主党の分裂を待ち、町村派+麻生グループ+民主・小沢派+国民新党で衆参過半数を取ることになるでしょう。
そこまで密約ができているかは不明ですが、「寄らば大樹の陰」で、この新党は自民党の長年の希望であった脱公明を果たし、安定過半数に達する可能性があります。
政界再編のカウントダウンがいよいよ始まりました。