ブログネタ:頼むから、気合を入れてくれ!
参加中審判も私くらい各地でやっていると、いろいろなレベルのチームを見ることができます。どんな技量であれ、学生スポーツにはその競技を愛している気持ちが伝わって、笛をくわえていても(やっぱりいいスポーツだなあ)と感じることが多いものです。
ただ、どうかすると意気込みがカラ回りして、競技とは関係のない反則を犯してしまう場合があります。アメフトでは、相手に対して重大なケガを負わせる可能性があるものをメジャーペナルティーとして、厳しく判定していますが、この他に競技と関係のない行為も反則の対象にしています。代表的なものは相手を殴る、蹴るなどする「パーソナルファウル」(unnecessary roughness)や「スポーツマンらしからぬ行為」(unsportsman like condact)があります。
相手を殴る、蹴るなどという行為は、やった本人も後味が悪いものですし、一発退場になります。私自身が現役時代に1度だけやってしまっていることでもあります(私の時は退場になりませんでした)。
初めて「退場」を見たのは、私が1年の時の春の対将軍戦でした。雉達としては初参戦となる四大戦でした。試合は0-20と将軍リードで迎えた最終第4Q、雉達のディフェンスでプレイは左のオープンランでした。プレイ終了後にプレイとは関係のない右サイドで反則発生のフラッグが出ました。その直後、ショルダー部分を審判につかまれた鹿児島出身のHさんがベンチに連れてこられて「退場」を告げられたのです。Hさんは元々血の気の多い方で、私達下級生は一番怖がっていた先輩でした。
後日試合の様子を撮った8ミリ(まだビデオなんてない時代です)で問題のプレイを再生したところ、ディフェンスガードのポジションだったHさんが、プレイと全く関係のないトイメンのラインにつかみかかり、ヘルメット越しに殴っている場面がしっかり映っていました。
当時のHさんいわく、「試合は負けている。チームに気合いを入れる意味もあったが、なにより自分のトイメンにだけは負けたくなかった」とのこと。さすが鹿児島男児、負けてまでグランドに恥をさらすくらいなら、一思いに相手に「勝って」グランドを去ろう、とお考えになったようでした。
その後、郷里に戻られたHさんは、今もお元気でご活躍のようです。
最近、自分のルームにPCから入る度に、アニマル浜口が画面上の方で「お前のブログ見たぞっ」と叫んでます。だったら、感想くらいコメントしろよ、という印象を持っているのは私だけではないでしょうね。余り気分のいいものではありません(笑)