青森県十和田市にある北里大学グランドで北里大学VS弘前大学の「青森ダービー」が行われました。
一時期、東北学生連盟に加盟していたものの、諸事情で離れていた北里大学でしたが、今秋から再び加盟ということで、各チームのスカウティングスタッフも来場していました。
コイントスで勝った弘前大がレシーブで試合開始。弘前大はショットガン体型からランニング主体の攻撃。ストレートダイブやガードのプルアウトでDEをたたくオフタックルで前進しますが、パスミスがあり、パント。北里大はプロI体型でラン、パスをミックスした攻撃です。QBのコントロールのよいパスが弘前ディープのゾーンの切れ目に決まり、2度程ダウンを更新しますが、こちらもパントで攻撃権を渡します。
第1Q中盤、均衡を破ったのは弘前大でした。ミドルレンジのパスを立て続けに決め、最後はエンドゾーン内のレシーバーに決めて先制しました。(キック成功で7-0)

第2Qに入り、ファーストダウンは取るものの、敵ゴールを割れない北里大Dに焦りが生まれます。ゴール前12ydからの弘前大のパスに対し、北里大DBがエンドゾーン内でインターフェアの反則。ゴール前2ydからの2回目の攻撃でQBがエンドゾーンに飛び込み弘前大が追加点をあげます。(キック成功で14-0)
お互いに20人程度の両チームは後半に入ると疲れが見え始め、その間隙をつくように弘前大がスロットバックのリバースで追加点。(キック成功で21-0)
結局これがファイナルスコアになりました。細かなミスは両チームにあったものの、夏に鍛えれば秋のシーズンにはおもしろい試合が期待できそうな対戦でした。