AチームがBチームのゴール前15ydからの第1ダウン。A1が投げたパスはエンドゾーン内にいたA85とDBのB26がジャンプして同時キャッチした。B26はA85が着地する前にボールを奪い、エンドゾーン内に着地した。



B26のインターセプトが成立し、タッチバックでBチームが自陣20ydから第1ダウン。

パスの成功の定義は「キャッチ、インターセプト、リカバーをするために両足がグランドから離れたプレイヤーは、最初に身体のどこかがインバウンズに着いた時に、ボールをしっかり確保していなければならない」とあります。グランドに足が着いた状態での同時キャッチは、攻撃側のキャッチが認められていますので、上記のような場合はTD成立のように思えます。しかし、空中でのキャッチの場合には、このキャッチの定義により、着地した時点で確保していた側のボールとなるわけです。

同じようなケースで、サイドライン際の空中でパスをキャッチしたレシーバーが、片足がインバウンズ、もう片方がアウトオブバウンズに着地した場合には、インバウンズへの着地が先であれば、パス成功となります(ただし、NFLでは両足ともインバウンズに着地しないと成功にはなりません)