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 20日、中国・重慶で東アジア選手権の日本対中国戦が行われたが、安田理大(ガンバ大阪)が中国のゴールキーパーの飛び蹴りを受けて右胸を負傷、鈴木啓太(浦和レッズ)も相手選手と小突き合いをするなど、試合は大荒れに。前半17分に山瀬功治(横浜F・マリノス)がこぼれ球を決めたゴールが決勝点となり、日本は1-0で勝利した。

 日本サッカー協会の川淵三郎会長は北朝鮮のオ・タエソン主審のひいきに怒りを覚えたと発言。また中国のファンが試合中にペットボトルを投げ込んだり、発煙筒に火をつけるなどの行為を行う挙句、試合後には日の丸の旗を焼くなど反日感情を爆発させた。一方で、中国サポーターの中にも、こうしたラフプレーとサポーターのマナーの悪さを呆れる声が出ているという。

 ネットでは中国チームに対し、「少林サッカーかよ」、「どんだけ贔屓しても負けてんだから間抜けだ」、「これが本当に今年の夏にオリンピックを開催する国なのでしょうか」など、かなりの批判が寄せられている。また中国でもラフプレーに批判が起きているとの報道に「一部の中の一部の意見を採り上げたに過ぎないのではないだろうか」と疑問を持つ人もいる。



ファウルを取らなかった主審を非難すべきなのか、マナーの悪い中国人サポーターを非難すべきなのか、そういうナショナルチームで試合をした中国のサッカー界を非難すべきなのか・・・・・

スポーツと政治や国際情勢は関係ないとは言いながら、なにかと絡んできてしまうことはこれまでもありました。今年は北京でオリンピックが開催されるというのに、中国製の冷凍食品に高濃度の農薬が検知されたり、ヤラセとはわかったものの、ダンボールの入った肉まんが出てきたり、あまりに急激な経済成長をしてしまった中国は環境汚染の問題が大きくなっていたりします。

モスクワオリンピックのようにボイコットにはならないでしょうが、中国は2010年には上海で万国博覧会も控えており、「安心・安全な国」というイメージを早急に確立する必要がありそうです。


それにしても、なんで中国の人は反日感情があんなに強いんでしょうね。南京大虐殺ですか?盧溝橋事件ですか?過去の過ちについて、次の世代以降に持ち込んでいるんだとしたら、中国自身の教育環境にも問題があるのかもしれませんね。