大阪府の橋下徹知事(38)がまたキレた。17日にフジテレビ系番組「報道2001」に生出演した橋下知事は13日の定例会見での「教育政策は机上の空論でした」という発言の解釈をめぐり、黒岩祐治キャスター(53)とバトルを繰り広げた。

 これ以外にも橋下知事の「キレっぷり」はかなり目立ち始めている。第一回目のキレとなったのが、8日にオンエアされたNHKの生番組。公務のために30分スタジオ入りが遅れたことについてキャスターから「30分の遅刻ですね」と指摘され、まずキレた。

 続いては10日、府債発行を原則認めないという方針を変え、府債発行を表明したことを報道陣に追及され、キレた。そして16日は日本テレビの番組内で、「図書館以外に府立施設は不要」という過去の発言に対し、ジャーナリストの江川紹子氏から障害者の自立支援センター等も不要と考えているのか? と聞かれたことに対し、「前段階を聞いてくださいよ」や「メディアが編集しただけ。記者会見に全部立ち会ってください」と語気を荒げた。


私も10日のフジテレビは見てました。竹村健一はあまり好きじゃないのですが、彼が口を出さない場面は結構おもしろい番組だと思ってます。問題の場面もバッチリ見ていたのですが、彼はなにかあせってる感じがしますね。

どうしても東国原宮崎県知事と比較されてしまうのでしょうが、彼はお笑いを一時休業して早稲田で行政を勉強しなおしています。それに対して橋下知事は弁護士とタレントをやっていただけの人ですから、行政は言ってみれば門外漢のはず。素直に経験者の言葉に耳を傾ければいいのに、負けん気が強いんでしょうね。

「机上の空論」発言にしても黒岩キャスターが「そういう言い方はしないほうがいいですよ」と、良かれと思ってたしなめてるのに、強情に「空論は空論ですから」と言ってました。まあ、江川女史の「図書館以外」云々の発言はマスコミ出身らしい、いやらしい突っ込みなんで、ムカっとする気持ちもわからないわけではありませんが・・・・

いずれにしても、とりあえず暫定予算でスタートして、6月補正予算で肉付けをするわけですから、これからどれだけ部下のアドバイスに耳を傾けるかが勝負になるでしょう。テレビ出演については、しばらく自粛したほうがいいような気がしますけどね。