カラフルなジャージやヘルメットで人目を引くスポーツですが、野球と同じようにホームとビジターで着けるジャージの色が決められています。アメリカでは自分のチームのグランドか、相手チームのグランドでホーム、ビジターがわかりますが、日本では観客スタンドのあるホームグランドはなかなかないため、有料会場でゲームが行われることが多く、その場合にはメインスタンド側がホームチームでカラーのジャージ、ビジターはバックスタンド側でホワイトジャージを着用することになっています。


選手はごつい防具をつけています。これは

  • ヘルメット:頭部を保護する。表面はプラスティックで、中にウレタン製のパッドと、ゴムチューブが内蔵されており、ゴムチューブ内の空気圧の調整により、フィット感を向上させる。
    hel3
    また、顔面を保護するフェイスマスク(またはフェイスガード。格子の形はポジションにより数種類ある)
    face
    と、顎に当ててヘルメットを固定するチンストラップ(顎下へのベルトではなく顎そのもので固定する「チンカップ」がある)
    tin
    が必須である。ヘルメットは1平方cm当たり1トンもの衝撃に耐えるとされている。
  • ショルダーパッド(プロテクター):胸、背中および肩を保護する。
    shol
    各部位を保護するパッドを、プラスチックのカバーで覆ってつなぎ合せたもので、ポジションごとに形状が異なる(例えば
    クォーターバックワイドレシーバーなど、パスに関与するポジションでは、肩の稼動域が広く、軽くて薄いが、ラインポジションではその逆など)。
  • ニーパッド
    knee
    ・サイパッド
    thai
    ・ヒップパッド
    hip
    それぞれ、膝、太腿前面、尻を保護するパッド。ユニフォームの
    パンツ
    pants
    の下に装着。
  • マウスピース
    mouth
    :頭部への衝撃を緩和するために装着。スナップする直前に口に入れて噛み締める。プレーしていない時は会話に差し障りがあるのでフェイスマスクにストラップで吊ってある。過去、マウスピースを使用せずに頭部でコンタクトを行った結果、頸椎損傷などの重大事故が発生し、死亡したケースもあるため、着用に関する規定が年々厳しくなっている。 (ウィキペディア)

    これらの防具をつけ、ユニフォームを着用します。
    uniform



    そして忘れてはならないのがスパイク。
    spike
    ボールを持つ役割の選手は速く走れるようなものを、ブロックする役割の選手は、踏ん張りがより効きやすいものを好みます。



    これらの装備をすべて着けると、7~8kgになると言われています。練習や試合で汗をかいたりすると見事にその汗を吸収してくれるので、10kgくらいになっていたような気もしますが・・・・


    装備がおわかりになりましたでしょうか?今度はいよいよ基本的なルールをお話しましょう。



    ③攻撃側のポジションと役割へ