初心者向けのテーマを設けました。アメフトを始めようと思っている人、試合を見てみたいと思っている人、見ているけれどルールがよくわからないっていう人向けにわかりやすく説明したいと考えています。ここでは、私の経験以外にも、それぞれ解説をしているサイトから参考になるような情報を転載していきます。もちろんコメントやプチメで質問や訂正、追加など遠慮なくお寄せください。





まずは、競技そのものの説明から





アメリカンフットボールとは、楕円形のボール を用いて、2つのチームで得点を競い合う球技である。ゲームの目的は、ボールを相手陣内のエンドゾーンに向けて前進させ、得点することである。ボールを前進させるには、主にボールを持って走る方法(ランプレイRB )と、味方にパスを投げる方法(パスプレイQB )がある。得点を得るには、主にボールを持ってゴールラインを通過する、エンドゾーン内でパスを捕球するほか、キックしたボールをゴールポスト上に通過させるfg などの方法がある。試合終了時に得点の多いチームの勝ちとなる。(ウィキペディアより)





そもそもはサッカーから派生したスポーツの一種です。サッカーがアソシエーションフットボールと呼ばれ、ゴールキーパー以外は手でボールに触ることができないのに対して、この競技をしていたイギリスの学生がある時、ボールを持って走り出したことから生まれたのがラグビーフットボールです。ラグビーは基本的にボールを持って、相手のゴールに持ち込むことで得点となりますが、ボールを前方にパスすることができません。このスポーツがアメリカにわたり、野球の攻守交替制などとミックスされて生まれたのがアメリカンフットボールです。


つまり、ラグビーで用いる楕円形のボールを一回り小さくしたボールを使用し、野球で言う3つのアウトで攻守が替わる要素を4つのダウンの間に10yds(約9m)進まないと攻守交替になるという形で盛り込んだものです。


さて、フィールドにやってきました。


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フィールドは全長120ydsあり、両端の各10ydsがエンドゾーンです。ここにボールを持ち込むことで得点になります。エンドゾーンを除いたフィールドには5ydsごとにラインが引かれ、その外観からアメリカでは「グリッド・アイアン(鉄格子)」という俗称もあります。幅は53yds、これを約3等分するラインがゴールラインからゴールラインまで破線で引かれています。これをインバウンズ・ラインと言います。そしてそれぞれのゴールラインから3ydsの中央に短いラインがあります。「トライ・フォア・ポイント」の地点を示すラインです。また、両エンドゾーンの中央にはゴールポストが設置してあります。



サイドラインには、それぞれの25ydsから25ydsの間に2ydsの幅でラインが引かれています。ここが「チームエリア」です。そして各チームのコーチはサイドラインから2yds以上後ろにいなければならず、プレイヤーはそのさらに2yds後ろにいなければなりません。





さあフィールドの感じは掴めましたか?次は大まかな定義を説明します。


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