や・さ・し・い
しばらく、口に出なかったこの言葉。
「優しい」
歳をとるほどなのだろうか、
社会人、企業人を重ねていけば、そうなるのだろうか。
ましてや、今の企業、やさしいのは負け組、
冷酷なのが勝ち組、
そんな風土になっているから中々聞けない言葉なのか。
でも、優しい人は優しい。
優しいって、軟弱なことじゃない。
相手の身になって、心を感じて、
そして出る言葉だったり、行動だったり。
受ける側がそれを感じる。
冷酷な人間が優しいふりをしても、
建前だけではできないし、すぐばれる。
以前居た会社は優しくない会社。
いらない人間をなんとかして辞めさせようとか、
社内はギスギスしていて、
お追従と、上司にいかに自分を良く見せるか、
だけの、冷たい世界。
蹴落とした方が勝ち。
他人のことなんか、仕事以外では構っちゃいられない。
今の企業、こんななのか。
最低。
震災があって、心配してくれたのは、
前の前の会社の人達。同僚、先輩、師匠。
頂いたメールの文面が優しさにあふれていて。
大丈夫といっても、色々な物を送ってくれたり、
優しいって、こういうことなんだ、と。
人間を見失わないうちに、辞めてよかった。
体力、気力も萎え、
あのパワハラの中ではとうてい続けるのは、無理だったが。
優しいのが良い。人間、優しいのが良い。
せめて、そんな優しい人たちと巡り合っただけでも感謝しなければ。
「 や・さ・し・い 」
大好きな言葉。
