石垣島で体験ダイビングに付き添った際に
「タマカイ」という1m以上もある大きな魚に出会いました。


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とても人懐っこくておとなしい魚で
興味深々でダイバーに近づいてじゃれてきました。

長年に渡ってダイビングの仕事をしていますが、
餌付けされていない野生の水中生物の中で
これほど警戒心のないものは初めてでした。


石垣島I-FISHのブログにその時の様子が掲載されていますので
宜しければご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/ts_i_fish/archives/2009-07.html#20090713



タマカイは
南日本およびインド洋~太平洋域に広く分布する大型のクエです。

全長2m以上にもなり、中には3m近い大きさで体重400kgになるものも居るようです。
サンゴ礁でみられる魚としては最大級といえるのでなないでしょうか。

タマカイは浅いサンゴ礁や岩礁に住み単独で行動します。
主に魚類や甲殻類、ときにウミガメの子どもなどを襲って食べるそうです。

大型で展示価値も高いため、水族館ではよく見かける魚であり、
熱帯地方では食用ともされますが、シガテラ毒を持つこともあり注意が必要です。

食用として乱獲された海域では数が少なくなっており、
現在ではレッドデータブックにも指定されている希少種なのだそうです。


貴重な生物に出会っていたのですね・・・・



実はタマカイは「ダイバーを丸飲みにしてしまう」
として恐れられている地域があるそうです!

この話を聞いた後にタマカイに出会っていたら
水中で恐怖を感じたかもしれません。


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しかし実際にタマカイが人を襲ったという正確な記録は
存在しないのでご安心下さい。



石垣島で出会ったタマカイは好奇心は旺盛で
おとなしい個体でしたが、

野生の生物には変わらないので
例え触れる距離に居たとしても決して触らないようにしたいものです。