TOKYO JAZZ MEETING SPECIAL @ THE ROOM | 小川充オフィシャルブログ

TOKYO JAZZ MEETING SPECIAL @ THE ROOM

今年は日本人アーティストのライナーを書く機会が多いです。

Sleep Walkerやjaz'pressoのアルバムはもうリリースされましたが

最近ではJABBERLOOPという新人バンドのデビュー・アルバムのライナーを書いたところです。

(こちらは7月にコロムビアから出ます)

沖野修也氏の『Black Finger 2』のライナーもこれから手掛けるのですが

これも収録曲はオール日本人アーティストのもの。


日本のクラブ・ジャズ・シーンの調子がいいことの表れだと思いますが

これが単なるブームではないことは

実際にそのアルバムを聴いてみると判ります。

昔と違ってテクニックは皆相応に持っているし

曲を書いたりアレンジする能力も持っている人が多いです。

つまり、音楽的にはとても完成度が高いということ。


そうした場合、それプラスの何かがとても重要になると思うのですが

そこは皆、色々と腐心しているところでしょう。

特に1stは勢いでイケる部分もありますが

2ndとなると、そうはいきません。

より高度な音楽性、確固たる個性の確立が求められます。


2ndアルバムということでは、quasimodeのライナーも手掛けています。

『The Land Of Freedom』というタイトルで

発売は9/5とまだ先なのですが

発売元のジェネオンがプロモーションに力を入れたいということで

早目に書き上げたのです。


1stから大きく変わった点としては

前作は全てインストでしたが

今回はヴォーカル曲にチャレンジしています。

スピリチュアル系ジャズ・ファンには御馴染みのCarmen Lundyが参加し

あの名曲「Time Is Love」を自身で歌ってカヴァーしたり

Sleep Walkerの中村雅人氏

Reggae Disco Rockersの有坂美香さんなどゲストも豪華です。


そうした華やかな要素に目がいきますが

quasimode自身の演奏力や表現力は格段にアップしていて

また、曲想の幅も広がっています。

特に静かなモーダル・ジャズにおいて

彼らの進境が著しいと感じました。

ラテン・ジャズ度の高いハード・バップが

彼らの売りであるのですが

それと同時に本作ではディープでスピリチュアルなナンバーも披露し

バンドとしての存在感、リアリティーが高まったのではないかと思います。


さて、そのquasimodeのパーカッション奏者

matzzこと松岡高廣氏と

プロデューサーにしてSLOWLY名義でも活躍中の小松正人氏と

今度の6/16(土)に渋谷THE ROOMでパーティーを開催します。

4月にこのメンツでイヴェントをやったのですが

それが中々好評だったみたいで

今月も開催することになりました。




当日はピアノの平戸祐介氏も参加しての

ライヴ・セッションもある模様。

もちろん、新曲なども色々と披露してくれることでしょう。

乞うご期待!