Jazztronica ! | 小川充オフィシャルブログ

Jazztronica !

前回のブログでも告知した通り、昨日(というか既に一昨日)はJazztronik aka 野崎良太君のイヴェント「Jazztronica !」の一周年パーティーでした。同名のミックスCDのリリース記念でもあり、レコード会社をポニー・キャニオンさんに移籍してのお披露目もありと、実は色々と盛り沢山なことがあってのイヴェントで、ジャズトロとしても半年振りくらいの本格的なライヴをやったのでした。
ライヴは21時頃からJZ Bratでやったのですが、既に僕が会場に着いた20時の時点で入り口には長蛇の列。前売りせずに当日券のみという状況はあったにせよ、やはり凄い人気です。で、こちらでは僕はDJはせずにお客サンとしてライヴを楽しませてもらいました。途中、スパニッシュ・ギターの沖仁さんの演奏あり、Rob Gallagherの参加ありと、アンコール含め2時間半の長丁場にも拘らず(何たってアンコールだけで30分は引っ張ってた)、お客さんを飽きさせない構成はさすがです。

で、携帯で撮った写真ですが、何が何だかよくわからないですね~汗 一応Robが歌ってるところを撮ってます(野崎君はスピーカーの影で写ってません、ゴメン)。でも、やっぱりライヴとかはきちんとしたデジカメで撮らないとダメですね。この日はカメラがやけに多いなと思っていたら、沖さんを追っかけてのTVのドキュメンタリー番組のカメラや、あとひょっとしたらこのライヴがDVD化されるかもと言うことで多かった模様。

Robには僕が書いた「スピリチュアル・ジャズ」の本を渡したら、とても喜んでくれて僕も嬉しかったです。彼の2Bnaks of 4を中心に書いたコラムもあるので、絶対に渡したい一人でもあったのです。

その後The Roomに移動して0時からDJ。僕の前はロンドン在住で、現在一時帰国中のKuni君がDJ。彼はGilles Petersonが新しく始めたBrownswoodというレーベルでアシスタント等をしているのですが、色々とこうしていきたいというヴィジョンを熱く、でも若者らしく爽やかに語ってくれて、是非応援していきたい人になりました。第1弾としてリリースされたBen Westbeechの“So good today”も、うちの店(DMR)でも今凄く売れていてるんですが、新人ながら何か他のレーベルのアーティストには無いタレント性と言うか、華を感じさせるんですよね。その辺りの嗅覚の鋭さが、やはりGillesなのかも。
で、DJの時間は1時間程で、JZから移動して来たお客さんも増えてパーティーはこれからという感じだったので、割と最近の新譜やCDRを中心にアッパーな選曲をしました。その後沖野修也さんにバトンタッチして、野崎君&RobのMCというDJセットありと、こちらも盛り上がり連発 ! Roomの満員電車状態がずっと5時近くまで続き(ライターの火が酸欠で点かないのです)、最後はBack To Backで締めて6時に終了という長い一夜になったのでした。

ということで「Jazztronica !」レポートなのですが、本当はもっと早くアップしたかったのですが、今日はずっと9/30にビート・インクさんから発売となるzero dBのアルバム『Bongos, Bleeps & Basslines』のライナーノートを書いていて、遅くなってしまったのです。でも、このアルバムはヤバいですよ~。タイトルそのまんま。最近、パンチのある音を聴くことがあまり無かったのですが、ホントこれは無作法だけどパンチや迫力がある。全体的に今は洗練された音が多いから、こういうのを聴くとやっぱり血が騒ぐのです。で、ついつい時間を忘れて書いていて、K-1のアンディ・フグの追悼大会も見逃してしまった(大体順当勝ちだったみたい)あせる アンディと言えば、10年ほど前に大阪のとあるクラブでDJをしていた時に、石井元館長ときれいどころを連れて遊びに来たことがあったことを思い出しました。