春に母が旅立ちました


弟家族も私達も
この先住む予定がない実家をどうしたのか


実家じまいの道のりを記録します





両親が元気な頃から弟は

『奥さんも承諾してくれてるし
家族で田舎に帰ろうか?』


何度も言ったけれど父と母は口癖のように


『立ち行かなくなった時は施設に入るから
子供の人生設計を変える気はないよ』



父が亡くなり母1人になっても

それは変わる事はありませんでした




弟は心配してちょくちょく帰っていたし

何より母は几帳面な性格なのと

難病で寝たきりの父を11年介護してきて

自分の健康にも充分気を付けていたので


88歳とは思えない
心身共に健康的な生活を送っていました



弟は出張も絡めて実家に帰り手助けをし

私は母を東京に呼んでしばらく一緒に


という役割分担が自然と出来ていました



Sweepとばぁばと何度も旅行にいったね♨️




迷惑をかけたくないとずっと言っていた母は

離れて生活している私達が困らないように

全てをエンディングノートに

書いておいてくれました




その中には実家の事もありました



私達はゆくゆく売却するとしても


一周忌まではそのままにするつもりでした




が、家を維持する経費を計算したところ


私達が考えていた以上の金額でした




◉固定資産税

◉町内会費+融雪費

◉光熱費

◉SECOM

◉庭木の手入れ+草取り

◉空き家の火災保険……などなど




東京から新幹線で1時間半の地方都市でも


新幹線が停まる駅から徒歩圏内なので


田舎なのに固定資産税はちょっと高いもやもや




SECOMは

空き家になってしまったからこそ外せない



今まで良くして下さったご近所さんが

防犯上不安になるのは避けたいので継続




と、ざっくり計算しただけで


年間支出は思った以上の金額でした




去年10月末には一緒に旅行したのにね😢



それでもこの家が大好きだった母を思うと


一周忌までは弟と交代で月1回通って


家に風を通せば良いと思っていました




が、親戚の叔父さん達に相談したところ



空き家になるとすぐに朽ちていく事と


田舎の家はとにかく売れない‼️



今からでも不動産屋さんに

声を掛けておいた方が良いとのこと




実際、叔父さんの別宅は全く売れず


空き家バンクに登録したそう




その話を聞いて早速

弟の同級生の不動産屋さんにお願いしました




犬ブログなのでばぁばと一緒のSweepを



その前に、母が亡くなった後に



(私の)娘の同級生が

司法書士事務所に勤務しているので


相続登記をお願いしていました



    

2024.4.1〜

改正不動産登記法で義務付けられた⬇︎



不動産の所有者が亡くなった場合に

相続人に名義を変更しなければならない




🌟相続登記に必要な書類

・亡くなった人の出生から死亡までの戸籍

・亡くなった人の住民票の除票



・遺産分割協議書

・相続人の戸籍謄本、住民票、印鑑証明

・固定資産税納税通知書または評価証明書



母は2歳の頃に母親を亡くしているので


祖母を始め多くの親戚の家で育ちました



戦争もあり住民票移転が多く


私達の手には追えないのがわかっていたので


最初から司法書士の先生にお願いしました





母が亡くなったのは5月

不動産屋さんにお願いしたのは8月



この頃は

まだ先が長いと能天気な姉弟でした




🏠実家じまいは不定期ですが続きますダッシュ











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