チャンスの闘病記録から先日ここへ辿り着いてくれたゆららちゃん


ゆららちゃん、お空へ旅立ちました



肺炎からのARDS…


動物でARDSになるとほぼ助からないといわれる



ゆららちゃんのパパが先生から説明を受けて

絶望的な気持ちの中
一筋の光としてチャンスの闘病記録に辿り着いてくれました



可能性がゼロでなければ、奇跡的な事だとしても
光を求める気持ちは至極当然だと思います



治療法がないから
本犬の体力と運に賭けるしかない


チャンスは2度この危機を乗り越えてくれた


ゆららちゃんもきっと大丈夫‼️


慰めなんかじゃない!
ゆららちゃんを信じて全力で祈っていました





ゆららちゃん
2日間本当によく頑張ってくれたと思います

休むことなく48時間ずっと腹筋をしている苦しい状態…


チャンスの時に先生にそう説明されました



ゆららちゃん、よく頑張ったね…




チャンス2度目のARDSの危機は急性腎機能障害との併発だった




実は…動物医療でARDSをまだご存知ない先生方もいらっしゃいます


肺炎…として終わってしまう事も多いのです


ゆららちゃんの先生がARDSとして
すぐに対応された事がせめてもの救いだと思います



ARDSとは急性呼吸促迫症候群の略


様々な原因で起こりますが、その症状は

『陸で溺れる』

酸素を吸えない、二酸化炭素を吐き出せない状態


チャンスの時にそう説明を受けました



1日3回、血液ガス検査をして呼吸や体の状態を見守る事しか出来ませんでした


またLac乳酸が蓄積すると乳酸アシドーシスになり
致死率は50%にもなります



チャンスは呼吸が苦しくなった日の夜に乳酸値が跳ね上がりましたが

過呼吸、重症呼吸器疾患による全身悪化ショック状態です



入院から4日経過しても酸素は60台のまま(基準値80〜100)


良くもならないけれど、悪くならない事を喜ぶしかない状態…



Lac乳酸値が落ち着いたと思ったら
カリウム値がジワジワと上がり始めました


これが退院後、アジソン病発症のトリガーでした



1週間闘って退院する日…酸素は基準値には戻らず一生酸素室での生活と言われていた


チャンスのように生還して、酸素室も必要ない状態に戻れた事は本当に奇跡としか言いようがない…



呼吸器の病気だけで発症する訳ではありません


ショック状態や体のどこかの炎症がトリガーになってこの状態になります


いつ、どこで、なるかもわからないのです



ゆららちゃんの最後をパパさんが辛い気持ちの中
ブログに残して下さいました


決して他人事ではありません



ゆららちゃんの頑張りと
こんな状態でもパパとママの所に行こうとした最後の姿…


皆さんにも是非読んで頂けたらと思います




ゆららちゃん……

凄いね!良く頑張ったよね!

お空ではもう苦しい事もないからね、ゆっくり楽しくみんなと過ごしてね


いっぱい愛してくれたパパとママ…

悲しくて切なくて、ゆららちゃんがいない事に今は泣いているけど


いつもそばにいるよ‼️って
パパとママをお空から見守ってあげてね



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