7月末、スウィープの犬種鑑別検査結果を速報で知らせて貰っていましたが

今日ようやくプロファイルが届きました





10歳のスウィープはこれから病気も出てくるだろう事を覚悟の上で

遺伝子疾患検査をしようと決めて迎えました



しかし……迎える前から
どう見ても純血ダックスに見えないスウィープ


遺伝子疾患検査は
はっきりした犬種がわからなければ的外れなものになってしまいます



元の飼い主さんが亡くなり
ルーツがわからないスウィープの犬種鑑別検査を受けるところから始まりました




個人の犬種鑑別検査をしている機関は少なく

オーストラリアのOrivetへ依頼しました


オリベットからの連絡で
新型コロナウィルスの影響でオーストラリアの研究所へ荷物が届けられず

オリベットのアメリカ研究所に変更になる事


ロックダウンなどで遅延しており
いつもなら4〜6週間で出る検査結果がどの位かかるかわからない事


それでもスウィープのこの先を考えて

遺伝子疾患検査をきちんと受けたい思いで
犬種鑑別検査を申し込みました


スウィープの抜歯手術が終わった5月に申し込んで

今日やっとプロファイルが手元に届きました





速報で聞いていたので目新しい事は特にありませんでしたが


こうしてスウィープを構成する犬種が

数字で表してあるとよりわかりやすく思いました



スウィープは

①ミニチュアダックススムース…………69.56%

②ミニチュアダックスロング……………25.84%

③混血雑種…………………………………2.54%

④スタンダードダックス…………………2.06%


70%近くがMダックススムース

25%がMダックスロング

95%はミニチュアダックスという事ですね


私が抱いた違和感は
わずか2.54%の雑種部分だった事になります


あれだけキャバリアと皆で言っていたのに
1㍉も入っていなかったとは…




両親別に見ると、速報通り


片親に雑種犬が交配されていたのが2.54%という数字で出ています

もう片親は遡ってもMダックススムースのみです




先生方と相談した結果

雑種割合が 2.54%であれば
ミニチュアダックスとしての遺伝子疾患検査をする事になりました

何の雑種かが全くわからないというのもあります



検査機関からの回答では

『不明である雑種部分は、甲斐犬や紀州犬、北海道犬といった日本古来の和犬か

もう全く何犬かもわからないほど色々と混じった和犬の雑種


販売目的の柴犬やスピッツ、秋田犬など名のある犬種であれば検出できるので【不明】にはなりません』



保存会があるような甲斐犬や紀州犬、北海道犬とブリーディングする筈もないので

何犬かもわからないほどの和犬雑種なのでしょう


こんなブリーディングが許されるはずもない💢




こんな交配をしてまで生まれてきたスウィープ


スウィープはペットショップに辿り着いて、箱の中で1歳過ぎまで暮らしていたらしいけど

こうして今日まで生きてきて幸せだと思います


スウィープの親兄弟はどうなったんだろう…




犬種鑑別検査をする意味
私が考えるのと同じ事が記載されていました




希少価値とか珍しいとか

そんな言葉で命を売る事自体が間違ってる‼️



ショーケースに並ばなかった子達や
繁殖犬として生きなければいけなかった子を思うと

生態販売はどうにかしなければ…



人間の金儲けの道具じゃないんだよ


命がある‼️ 心がある‼️


珍しい型の悪性リンパ腫だったウィン。旅立った後の病理検査で遺伝的に腸疾患を持っていたのではないかと、先生方の仮説があった



スウィープに遺伝子疾患がない事を願いながら


どんな事があってもかけがえのない家族として

スウィープの親兄弟達の分まで…

自己免疫疾患をはじめたくさんの病気と闘ったチャンス。遺伝子異常を指摘されていた。



そしてうちの先代達の闘病や
遺伝子疾患を知らなかった後悔を活かせるように

スウィープと共に歩いていきたいと思います



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