先週末、お父さんが帰宅して
口数の少ないお父さんは何も言わないけど…


チャンスの経緯を話しておかなくちゃ、と

お父さんにポツポツと話していたら
今まで泣かなくて、悲しみも余り感じていなかったのに

急に涙が出て悲しみと絶望、喪失感みたいなものが一気に襲ってきた


お父さんが家を空ける時はとっても元気だったチャンス

お父さんがいない間に入院する事になって
帰って来た時にはいなくなっているなんて…
アリさんのブログでブルームーンを知って
夜中に起きたチャンスとお姉さんと一緒にお月様を見たね

チャンスはいつだって心の目で感じて、見てくれているんだもんね


あの時『チャンスの病気が酷くなりませんように、病気がたくさんあっても穏やかに過ごせますように』

そうお願いしたばかりだったのに…



昼間、お休みだったお母さんと一緒に駐車場でお散歩して疲れて寝んねするところ

ノーリードなら怖がらずに歩いてくれるようになって、この時改めて嬉しかったなぁ


この日が最後のお散歩になっちゃった
これからたくさんお出掛けしようねって言ってたのに…



何だかおかしい気がする…と、病院へ行ったのは正解だったんだけど…

急性腎機能障害の診断で緊急入院


『急性期で気付きも早かったので、チャンスの敵の肺炎さえ起こさなければ大丈夫!
チャンスは肺炎だけが心配だから…』


先生にそう言われたそばから、チャンスは院内散歩をしたり『何で入院なの?』と、お母さんに不満ありあり…


『チャンさん、自分が思ってる以上に悪いんですからね!ちゃんと休んで下さいね』
そう先生に言われる程、危機感は感じられないチャンスの様子




翌朝、様子を見に行ったらチャンスは入院させられた事をめちゃくちゃ怒ってたショボーン

これが最後の『かか、抱っこ!』
でもプンスカしての抱っこ攻撃だったね


腎数値がなかなか下がらないけど、2〜3日後にスーっと下がってくる事があるから
チャンスはそのパターンかもしれないと

先生も心配しながらも、肺炎が起きていない事に少し安心はしたけど


腎臓と膵臓の炎症が肺に飛び火しない事を祈って、早く腎数値が下がりますように…



先生の避けたかった、不安が的中
朝から呼吸が良くなく肺炎だと連絡が入る

午後14時過ぎには酸素濃度MAX60%でも苦しくて、サチュレーションも下がっている

このままの状態が続けばARDSになるのは時間の問題で、気管挿管以外の道はないと言われ涙が溢れる


17時過ぎから眠れるようになって、悪いなりにARDS・気管挿管を一旦回避


12月のARDS回避も奇跡的だったから学会で症例発表したのに、2度もこの状態を乗り越えるなんて信じられないと先生に言われる


肺炎からのARDSの危機を回避した夕方には、一気に腎数値が下がり始めたのに
今度は腎臓から肺炎にターゲット変更せざるを得ないという最悪のパターン


でも、本当にチャンスはいつも強いね!
頑張ってくれる姿に涙、涙…



朝のレントゲンで、昨日まであんなに真っ白だった肺に少し空気の通り道が認められた

チャンスの敵・肺炎をやっつけない事には腎機能障害と闘えない


腎数値も悪い中、ササミを少し食べてくれた
これがチャンスの生命力の強さなのか…



少しずつ肺炎は良くなってきている
先生も4/8の時点で、ARDSでもうダメかと思った状態から肺の回復


しかし肺炎と闘っている間に腎数値がどんどん悪くなってきたのがこの日から…

いくら女帝チャンスだっていっぺんには闘えないよね
ゆっくりでいいよ、ゆっくり頑張ろうね



腎数値は悪いしご飯も食べないけど
お母さん抱っこで夜、1日の最後のネブライザーをしたらご機嫌


サチュレーションがまだ正常範囲ではないから酸素室にいなくちゃいけないけど

抱っこ怪獣のチャンスはお母さん抱っこをすると安心するみたいだから
1日何回かのネブライザーはお母さん抱っこでする事に


鼻から栄養を摂れなくて、今は点滴のみで頑張ってくれている
チャンス…少しでも良くなって食べられたらいいのにね



朝、病院に行ったらチャンスの鼻に栄養剤のチューブが‼️


肺炎と慢性副鼻腔炎が良くなってきて鼻腔と咽頭の炎症が落ち着いた事と
衰弱したせいで、鼻にチューブを通す事に抵抗しなかったから栄養剤を流せるようになった!


まだまだ希望を繋げられて痛々しい鼻チューブだけど、とっても嬉しかったよ



朝、栄養剤を入れたら心なしかお顔がシャキッとした気がした夕方…

先生もお母さんもたくさんの不安の中でも『諦める』という言葉はまだなかった


だって先生も言って下さってる
『チャンさんだから…ですよ!
そもそも腎臓を抱えながらこの前の肺炎を乗り切った事がもう奇跡だから、チャンスの生きようとしている力を信じないとね』


そう!お母さんはいつだって信じてるよ



毎日の日課、かか抱っこのネブライザー後に
入院のストレスが溜まっているチャンスに抱っこの時間を延長する事に


体力と精神力に全てを賭ける
チャンス、お母さんここにいるからね


朝・昼・夕方・夜の4回合わせても1日6〜8時間しか一緒にいる事が出来ないから
一緒にいる時に全てを注いであげたい



毎日ジリジリと上がる腎数値を見て
先生が『おうちりょく』の提案で一時帰宅


実際お家に帰ってきたらお目々も力強く、安心して眠っている様子が嬉しかった

お母さんのお腹の上で朝まで寝んね
チャンスよりもお母さんが嬉しかったかも…


明日の朝、病院へ戻っての検査結果に『おうちりょく』の希望を繋ぐよ❗️



先生も『一晩お家に帰っただけなのに凄く良い顔してますねー!』って驚いてた


でも…検査の結果は
更にジリジリと腎数値の悪化

急性期の腎機能障害が、1週間前の肺炎で本当にダメージを受けて戻らなくなってしまった…


でも何ということか‼️
その憎き敵・肺炎はおうちりょくで完治
すっかり肺炎は消えて無くなったというのに

腎臓がダメージを受けてから既に10日
チャンスの頑張りと底力にただただ感謝と涙


腎数値が悪化しているけど、尿量が突然増え出した事で老廃物が出始めたかもしれない…

一縷の望みを繋ぐけど、チャンスの状態から病院管理が良いのか、お家が良いのか


自己免疫疾患・天疱瘡で皮下点滴が出来ないチャンスだから
先生が悩んで悩んで出してくれた結論はもう一晩、一時帰宅へ


チャンスは絶対にお家の方がいいだろうと
静脈点滴の管理を詳しく細かく指示書を作って下さっての一時帰宅


うん、このお顔は病院では見る事が出来ないもんね❗️
チャンス、やっぱりお家が一番安心だよね



これがチャンスの最後の写真になった


お姉さんのバイト先に初めて行った時に
『Thank You』と書いてくれたテイクアウトカップを酸素マスクに改良した


今度チャンスも一緒にお姉さんのバイト姿を見に行こうねって言ってたから…


先生はこのマスクを見て、透明だから表情もわかるし、マズルもしっかり覆われるし
今度酸素マスクが必要な患者さんに是非推奨しますって言って下さったよ




お母さんの4月はここで終わっているのかもしれない…

でも明日から5月なんだね
お父さん、またいなくなっちゃったよ


お父さんはね、チャンスの事はお母さんにほとんど何も言わないけど
1人でチャンスのお骨も見たんだって

チャンスが本当にいなくなったのか確認したかったのかもしれないね…



家族みんな悲しみを抱えてる
それぞれ前に進んでいくしかないんだよね


5月はチャンスのお誕生日だもの

最後まで頑張ってくれたチャンスを思い出して
お母さんも頑張るからね…



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