税金を払わない巨大企業 | 社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

経営歴36年。波乱万丈、成功と裏切り、でも人生は素晴らしい

いきなり何だ?と思われたと思いますが、こんな本が今出ています。

「税金を払わない巨大企業」文春新書 富岡幸雄

以前から、大企業ほど税金をほとんど支払ってない事実は知っていましたが、ここまで税金を圧縮して少なくしていた事は、正直ショックでした。

例えば、

ソフトバンク 純利益788億8500万円 が 納税額500万円

ユニクロ 純利益756億5300万円 が 納税額52億3300万円

他にも三井住友、みずほ、三菱UFJなどの銀行系は、ほとんどが税金を今でも払っていません。

もちろん過去の巨額な赤字のマイナスがあるからだと思います。

ほとんどの大企業が、租税特別措置による優遇税制や国際的な節税スキームを駆使することなどにより、課税べースである課税所得を大幅に縮減させているのだと思います。

海外を見ても、名だたる大企業が税率の少ない国などを上手に利用して納税額を驚く程圧縮しています。

稼ぎも凄いが節税も凄いとなれば、弱者が勝てないのは致し方ないのかなと感じます。

我々中小企業も、本当は沢山の利益を出して納税したいのが本心だと思います。

しかし、納税したくても利益が出なければ納める事もできません。

当社のように常に新規事業や事業への投資をしていくとなると、立ち止まらない限りはそうそう大きな利益を出す事は難しいのが現実です。

トラックを買えば買うほど実態より早い減価償却によって利益も圧縮されてしまいます。

中小企業でも合法的な会社の作り方で節税を繰り返しお金を貯め込む会社も多くいます。

ただ、そのような会社でお金を持っていてもメジャーになれた会社はあまり見たことはありません。

どちらを取るのか経営者の判断でもありますが、企業とは利益を出さない限り存在価値もないのでしょうし雇用も生むことができません。

本来は、一つのビジネスに集中していけば利益も出しやすいのですが、色々なビジネスを手掛けているとバランスよく利益を生み出す事は難しい面もあります。

一方で、一つのビジネスだけだと駄目になった場合、手の施しようがありません。

中小企業も利益が出すぎて悩むような経営をしてもらいたいものです。

下請けであり受け身ビジネスである限り、それは難しいのでしょうね。

それにしても税金を払わない巨大企業の実態は、ショッキングですね。