読書 | 社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

経営歴36年。波乱万丈、成功と裏切り、でも人生は素晴らしい

今日は、久しぶりにスケジュールに余裕があったので、以前からずっと読みたかった本を

一冊読むことができました。

経営者にとって読書をする時間とは、経営や人生の勉強でもあり、勇気や励ましにもなる

大事な時間だと考えています。

しかし、会社が大きくなればなるほどスケジュールに余裕もなくなり、読書する時間が

無くなってしまうという現実もあります。


元々、私の趣味の一つが本屋での立ち読みです。

私は、小学生ぐらいの時から親に連れられて、本屋さんで好きな本を立ち読みする事が

大好きでした。

今でも、時間があれば本屋に立ち寄り、そこで表紙や内容を見ながら、直感的に本を買う

事が習慣になっていますが、以前に比べ読書の時間も限られているので悲しいところです。

本当は興味のある本は、全部買いたいのが本心であります。

今の時代、わざわざ本屋に立ち寄らずにネットで購入するのが普通かもしれませんが、

どうも私は実際に本を手に取って表紙や内容を読んでみないと買う事はできません。

自分で本を出せる時代でもあるので、著者の宣伝の為に出版されている本も多くあるので、

何とも微妙な時代です。


それにしても今回読みたかった本は強烈でした。

経営者仲間からお勧めと聞いてましたが、経営者の方には絶対にお勧めできる本でした。


書名: 「30歳で400億の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」

著者: 杉本宏之


業界最短で28歳で上場した元エスグラントコーポレーションの創業者が、

上場から民事再生、自己破産、そして再起の流れを、よくぞここまで詳細に書いたな

と思う内容でした。

正直読んでいて泣きました。

これは経営者にしか分からない苦しみも書かれていましたが、私自身もう一度経営を

考えさせられる内容でした。

特にベンチャーとして上を目指している方には、絶対に読んでもらいたいですね。


読書は、孤独である経営者の一つの拠りどころです。

私も時間をもっと作り読書したいと思っています。

勉強しないとですね。