上場会社の手元資金の豊富さ | 社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

経営歴36年。波乱万丈、成功と裏切り、でも人生は素晴らしい

証券会社の方から聞いたお話しですが、日本における上場会社の手元資金の豊富さは

世界一であると聞きました。

確かに海外の企業では、手元に資金を置いておくと「株主に還元しろ」となるので、

投資に回すなどして資金は寝かさず有効活用し、業績拡大を図っているように見えます。

一方、日本の上場会社では、キャッシュは豊富に持っていても投資に消極的なため、

株主も不満を洩らしているという話はよく聞きます。

国民性の違いはあると思いますが、小規模な非上場企業でもキャッシュリッチな会社も

多くあります。

このような環境ですから、日本でベンチャー企業が育たないのは致し方ないのでしょうか。

また数億、数十億クラスで新規上場しても、そこをゴールとして次の戦略や投資もせず、

守りのベンチャー企業(上場)も多く存在します。

私から見るともったいないとしか思えません。

残念ながら、中小企業問わず案件はあっても資金が心配で事業を大きくできない会社が

多く存在します。

リスクがあるので、金融機関が動けないのも理解できますが、世界でもまれにみる

お金持ち国なのに、その資金が有効に機能していない事は残念です。

この豊富な手元資金が、世の中の潤滑油として機能し、日本全体の経済活性化につながる

動きが増える事を願っています。

というより当社や私が、それができるような稼ぎ・豊富な資金力を作ればいいのですかね。

そうなれるよう頑張ります。