志しと行動力 | 社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

経営歴36年。波乱万丈、成功と裏切り、でも人生は素晴らしい

本日企業家大学第34期生に参加してきました。


http://kigyoka.com/public/club/index.jsp


当社も以前取材を受け掲載もされていますが、日本のベンチャー企業で上場


された多くの経営者が関わっている企業家倶楽部です。


今回の講師は、メガネのJINSブランドで有名な㈱ジェイアイエヌの田中社長の


お話しでした。一言で言って



すばらしい人間性をもった社長でした。



メガネ業界の革命児であり斬新な戦略で大きく飛躍していますが、上場後2期とも


赤字を出し倒産も覚悟するくらい追い込まれた時期もあったそうです。株価も36円。


そんな時にユニクロの柳井会長とお会いする事ができ衝撃的な助言を




「ビジョンなき経営は売った方がいい。私には、まだ成功もしていない若者が、


上場していい気になっているように見える」




その話を聞いて2日間体調を崩したそうだ。そのショックから根っこから


改革しなければならないと覚悟し、役員と共に進むべきビジョン・志しを作り出し


大きな改革に進んだそうだ。その時の社長の心境として




「もしこの挑戦で駄目なら私には事業の才能がないと思うしかない」


「長い人生たとえ失敗しても納得した人生を生きたいから」




と思い覚悟を決め勝負をしたそうです。そして株価も今は36円から500円。売上も


140億とベンチャー企業として世界に羽ばたく企業になりつつあります。


このお話には、私も参加した生徒も衝撃を受けたと思います。上場とは一つの通過点


でありそこが成功でない事。そして、人生の中で何度か勝負をする時期がありそれを


見つけ出すものタイミングを当てるのも社長自身の判断しかないこと。



私も自問自答して今何を迷っているのか情けなくなりました。


短い人生確かに当社レベルでも社員からアルバイト・業者まで含め300名前後の


働く者の人生を考えると守ってしまいます。しかし、その守りが時間をかけジャブとなり


今大きな痛手になっているのは、経営者がチャレンジ精神を失ったからだと思います。


しかし、短い人生の中で挑戦した事が仮に失敗であっても後悔した人生は生きたくない


なと思います。それを押し殺して守る自分が本来の自分でないんだとも思います。



今私の挑戦とは、もう一度原点にもどり営業という仕組みを極めてみたい。


そして、働く者への雇用の場を作り出してあげたい。それが本来の私の志しだと思います。


今日会議で某有名物流会社の現時点のドライバー不足数が1500人!!


つまり1500人のニーズがあるのに月次やキャッシュフローを重視して求人広告を絞って


いること事態が、志しに反するものだと思います。また、営業マンを雇用することも躊躇し


ている自分が悔しいです。一人二人の新しい人材が、新しい雇用の場を探し出す努力を


していない事態も志しに反することです。



全社員にも読んでもらいたいが、当社も今は大変困難な時期です。


子会社の経営改善も大きな難題ですし、全部門新規顧客の開拓、そして何より守りでなく


攻めの営業展開をしていかないと、当社の未来は明るくはありません。


当社には、上場を目指して欲しいと億単位の外部資本が投資されています。投資家の


期待に答える為にも今のような甘甘な行動力では答えがでません。


もう一度全社員が、まだ数億円規模であった売上時代を思い出し原点に戻りハングリー


精神をもった営業をしていかなければなりません。



正直それについてこれない人材は今は当社にいないと信じています。


皆志しは高いが、方向性に自信が持てず半信半疑で試行錯誤しているのだと思います。


でもそれは致し方ないほど低空な時代背景でもあります。


だからこそ我々自身が明るく元気良く新しい時代を切り開く行動力が必要なんだと思います。



今日の田中社長のお言葉大変勉強になりました。


本当にありがとうございます。


当社も上場目指し再度頑張ります。