3連休だというのに台風のせいで生憎の天気

こんな日は映画を観るに限る。

 

ブランチで担々麺を平らげ、いつもの映画館に向かう。

まず一本目、「エイリアン/コヴェナント」

☆3.5

リドリー・スコット監督が描く、エイリアン誕生の秘密。プロメテウスの続編にあたる。タイトルにエイリアンの名を冠しながら、エイリアンの出番は少なめ、さらにエイリアンは完全体ではないので結構弱い。エイリアンファンの人からしたら物足りないと感じるかもしれないが、人類の起源を探る、というこの作品の哲学的なテーマを考えるとまあそんなに悪くないのではないだろうか。ラストシーンの絶望感は嫌いじゃないよ!三部作みたいなので、これまでの伏線の回収とどういった落ちを付けるのか期待。

 

二本目、「新感染・ファイナルエクスプレス」

☆3.7

韓国映画。ヨン・サンホ監督。ゾンビホラーもの。

タイトルのあまりのダサさに戦慄させられるが、このタイトルを付けたのは日本の配給会社だから韓国ダサいなんて思わないでね。原題は「釜山行き」みたい。普通のタイトルだね。

映画レビューサイトで軒並み高評価を付けられている話題作。正直、韓国映画ってみたことなかったから観る気があんまりしなかったのだが、ものは試しだということで。

まず、登場人物が全員魅力的。特に大沢たかお似の主人公が良かった。冷徹で超自己中な人間で、奥さんとは別居中で娘にも愛想をつかされている。そんなどうしようもない主人公だけど、パニックの中人の優しさに触れ、立派な父親に成長していく姿は感動した。

ゾンビの感じとしては、アイアムアヒーローに似てたけど、演出としてはワールドウォーZに似ていた気がする。

サバイバルホラーに必須とも言ってもいい、家族愛と人間の怖さを充分に伝えてくれた。語る映画として非常にこれハリウッドが作ってたらもっとヒットしてただろうな。

 

余談だけど、途中で出てくる悪者?タイタニックで大金叩いて生き延びようとするようなパニック映画常連のあのポジションの人の意地悪さが良かった。こういう奴に限って最後まで生き延びるんだよね。

 

 

とここで一旦、夕ご飯。中華料理屋でカニチャーハンをいただく。チャーハンはやっぱりしっとり派が一番だと再確認。ラーメン屋のパラパラチャーハンもおいしいけどね。

 

三本目、「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」

「モテキ」等で知られる、大根仁監督のラブコメもの。レビューサイトを賑わしているアニメ映画「打ち上げ花火、(長いので以下省略)」の脚本もこの人。

 主演:妻夫木聡、水原希子

☆3.8

奥田民生は良く知らないけれど、僕にとっての桜井和寿みたいなものかと、置き換えて鑑賞した。

ストーリーは、奥田民生に憧れる男(妻夫木聡)が魔性の女(水原希子)に恋をして振り回され、成長していくといった内容。ひたすら水原希子が可愛い。多分僕も騙される、というか騙されたい。


誰もが恋愛で経験しただろう恥ずかしいメンヘラ活動(ネットストーカー、既読が付かないラインに延々と追記)がスクリーンに写し出され過去の自分を思い出し若干死にたくなった。

そうした経験をして発展途上ながらも良い大人の男に成長した妻夫木が街で水原希子に会うシーンは、非常に目を見張るものであった。劇場では奥田民生の歌が流れてた気がするけど、僕の中では、mr.childrenのoverが流れていた。


映画としてはメッセージ性とかそんなに強くなくて人によっては何を伝えたかったの?となるかもしれないけれど、誰かに憧れて恥をかきながら必死にもがいて生きている青臭い様を見事に描いていたので、過去の自分(むしろ今か?)と重ね合わせて感情移入して見ると良い映画だなと思ってしまった。


映画館で3本観るのは、超贅沢な気分になるのでオススメ。お一人様なら尚更。


p.s 帰りのドライブでひたすらmr.children聞いてました。