当たり前かも知れないが、私は娘が可愛くてたまらない。
勿論、息子も可愛くてたまらない。

半年前、娘の学年にいるボス的存在の女の子が、娘の幼稚園から一緒の女の子と揉めた。
ボス的女子は禁じられている化粧、まつげのエクステ、爪、貴金属を身に付け登校し、いわゆるポピュラーガールと呼ばれる人気もあるが怒らせたら仕返しが怖いから、女子たちが一目おいている存在らしい。
ちなみに母親は同じ学校の教員。

で、揉めた女子というのは娘が幼稚園から一緒の問題女子で、こちらの母親も別の高校の教員。
その2人が揉めたが、ボス的女子が追い込み、悪質な嫌がらせが始まった。
助けたいが、手出しすると自分もやられる。
厄介な女の子らしい。

嫌がらせが家にまで付いてくるという行為になったから、やられていた女子の母親が遂に動いた。
母親は教員である。
すぐに連絡がついた。

ところが、ボス的女子の母親はもう我が娘に対するクレームには慣れているようで、「私にはどうする事も出来ないんですよ、離婚して父親もいないし、私にどうしろと?」と言った。
娘さんに言って聞かせる事は出来ないか?の質問に、「私の言うことは聞きませんから、話はしません」と投げた。
とまあ、こんな話が耳に入った。

私からしたら、どちらの娘も母親が共に教員で、多分忙しいのだとは思うが、それはスーパーでパートで働くお母さんだって同じな訳で、娘とどう時間を作り向き合ってきたかであって、離婚したから同級生を脅すんですとは別の話である。

お母さんに諦められた女の子は、化粧をして強さをまとい、下部役の同級生を引き連れて歩くしかないのだと50歳前のババアは見抜く。
まだ13歳、まだお母さんから可愛がられたい願望はあるはずで、お母さんも近寄らない、娘も近寄らない、そうして出来た溝が深くなりすぎたようにも感じる。
他人がとやかく言うこともないが、娘曰く、ボス的女子より厚化粧せなければ目はつけられないらしい。

今日も可愛いい娘は鎧を身に付け学校へ行く。
せめて弁当だけは頑張って作る。
子供の数だけ母親はいて、それは実に様々である。
娘は私に「私はお母さんの娘でラッキー。視野も心も狭いけど、何せ面白い」と言われた。
心が狭い事を見抜かれてイル…
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