先週、娘の学校で「スポーツに関わってくれて有り難う」みたいなパーティーがあり、娘も呼ばれて行った。
運動部に入っている、または学校選抜の大会などに抜擢された児童に対して学校が有り難うね、みたいな感謝をしてくれる茶話会みたいなパーティーである。

で、この学校のパーティーというか茶話会は夕方5時過ぎから始まり、8時前にお開きとなる。
一応「スマートカジュアル」な服装で来てくれという条件がある。
正装過ぎないシュッとした服装…
13歳がかい…
娘は「皆ドレスで行くって言うてる」と言った。

そもそも、部活といっても週1のたった1時間、しかも半年しかない。
先生の負担がないよう、そうなっている。
だから近所の学校と試合はあれど、日本の部活みたいに春の新人戦、夏のブロック大会、大阪選抜、さわやか杯…みたいなタイトルの大会なんか無い。
部活のメンバーや顧問とも、深い信頼関係があるわけでもなし、そんなものは構築されないまま部活は終わる。
それなのにパーティーである。

娘は黒いワンピースにGジャン、私が昔履いていたコンバースで行った。
待ち合わせ場所に連れて行くと、同級生らがハイヒールに背中がお尻まで開いたドレスを着て立っていた。
髪は巻き、化粧は化粧品カウンターのスタッフばりの完ぺきフルメイク、ネイルで登場。
娘が私に「な?私はあの中ではまともやろ?」とニヤッと笑い車から降りていった。
娘よ…強くあれ…

夜は夫が仕事帰りに娘を迎えに行った。
同級生の格好がそんなと知らない夫は、学校の門の前で車を停車し娘を待っていたが、立ちんぼが立っている娼婦通りかと間違うくらいの格好をした少女がズラリ立っていて、13歳にあれで行かせる親は何を考えとんねん!と帰宅して呆れていた。
親の価値観それぞれである。
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