不謹慎だと思うが、義母が他界してからクリスマスのストレスが皆無になった。
家庭内別居が長かった義兄夫婦が不仲なのに毎年義母宅にやってきて、険悪ムードを漂わせ、毎朝それで義母は疲れ、それでもクリスマスには家族で集まるという、上っ面のファミリーイベントはしなければならず、私はそれに欠席する事は義母に対して失礼かと考え、必ず参加してきた。

義兄と私は一度仲違いしたから、私は今も許していないし許すつもりもないが、空気の読めない兄はやってくる。
でもそれは、うちの子供にとっては伯父であり、いとこ同士は近い存在であってほしいと思うからである。
そんな義兄も来るのは一日、年に数回ならやり過ごせる。

ゆったりした気持ちでクリスマス料理を作るのは、イギリスで育つ我が子の為と義母から継承された料理を夫に食べさせたいという思いから。
今年は娘がデザートを手伝ってくれたから、本当に助かった。

義父母が好きだったブラックフォレストガトー…
今年も仏壇に捧げて始まる。
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